【少年野球指導法】ヘタはジョウズの手本



上達につまずく

こんにちは、
お父さんのための野球教室の桜井です。

ほとんどの人は、どうすれば上手くやれるか?って考えるよね。

どうすれば打てるようになるか?

どうすれば球が速くなるのか?とかとか。

もちろん、それは大事。

でもね、上手くなることばかり考えていると上達につまずく。

基本とは下手にならない方法

特に、基本を覚える小学生の時期は上手くやることを考え過ぎると、うまくいかないことが多い。

というのも、

基本というものは、上手くいく方法ではないからなんだ。

そう、基本とは下手にならない方法なんだ。

つまり、ほとんどの人は「基本が大事なんだぁぁぁぁ」と世界の中心で叫びながら、応用編をやっている。

例えば、「投げる」を考えてみよう。

たいていの場合、コントロールよく投げようぜ、もっと速い球投げようぜ、ってことで教えるんだけれど、これは応用編なんだ。

基本を教える

違うのだ。

まずは、どうやって投げたらド素人の投げ方に見えないか、という基本を教えてやる。

それを教えてやらないから、いつまでたっても上手く投げられないわけ。

で、ド素人の投げ方に見えるか、見えないかは、

利き腕が上がるタイミングがポイントで、

足を上げているときに、腕がトップポジション付近だとド素人にみえる。

「ほほぅ、野球やってる投げ方だね」と思わせるには、

足を上げているときには腕は下げておく、

で、踏み出した足が着地してから腕を振るようにすると、上級者の投げ方になる。

断っておくけど、ド素人の投げ方が良い悪いということではない。

速い球で、コントロールよく、ケガせずに投げられたら、どんな投げ方でも問題ない

だけれども、ド素人と野球人の決定的な違いを知らないと、上達につまづくのは間違いない。

まとめ

人の振り見て我が振り直せ、反面教師、下手は上手の手本、前車の覆るは後車の戒め

…などなど、日本には他人の下手なやり方を自分の上手に活かしなさいよ、という先人の教えがある。

上手い手本を見るのも良いけれど、

もしいつまでたっても上手くならないなって感じたら、

下手な見本を見るのも悪くない。

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この記事を書いた人川端健太桜井一
お父さんのための野球教室
1978年生まれ。奈良県出身。大学関西地方リーグで最優秀投手賞(’97年)、最優秀選手賞(’99年)を受賞し、野球部創設以来初の全国大学野球選手権大会に2度出場。最高成績はベスト8。東海地区、社会人野球の名門へ進み、社会人野球の甲子園である都市対抗野球大会に2度の出場。引退後は、人気野球指導ブログ「お父さんのための野球教室」を開設。体系的でわかり過ぎる野球指導法は小学生の保護者に爆発的な支持を得て、DVDや書籍化。現在も、ブログでの指導法の発信、高校野球の現場で学生野球選手のサポート活動を精力的に行う。
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