【少年野球】バッティングでの下半身の重要性と鍛え方!



野球ではよく「下半身を使って打て」という言葉を耳にしますが、具体的にはどういうことかよくわからない点が多いかと思われます。

またシーズンオフにはボールから離れ、走り込むことが主となりますが、単に脚が速くなるためだけでしょうか?

バッティングにおいて下半身を鍛えることは重要な意味があります。

少年野球の段階でそれを少しでも理解できれば技術の上達につながります。

これからバッティングにおける下半身の重要性とその鍛え方をご紹介してまいります。

目次

  • なぜ少年野球のバッティングでは下半身が重要か?
  • 下半身主導のバッティング練習法
  • バッティングでの下半身強化には股関節の柔軟性と内転筋の強化が必須
  • まとめ

なぜ少年野球のバッティングでは下半身が重要か?

バッティングはバットを力強く振ることによって、ボールを遠くへ飛ばしたり鋭い打球が打てるようになります。

しかし土台である下半身がしっかりしていないと、上半身は安定しません。

従って下半身の安定がとても大事になってきます。

不安定な下半身は次のようなマイナス面を生みます。

・タイミングが取れない

打者は投手のモーションに合わせて、腰やつま先でタイミングを合わせます。

それがぐらついたりしていてはタイミングを取ることが難しくなります。

・スイングスピードが上がらない

バッティングは下半身の力を上半身に伝えることで、スイングスピードが上がります。

すなわち下半身の体重移動がシャープでないと、鋭い打球は打てません。

・安定したミートができない

下半身が不安定でぐらついていると正確なミートができません。

その結果、手打ちになったり体が突っ込んだ打ち方になったりしてしまいます。

少年野球の段階から下半身の使い方を理解することは、上のステップにおいて、上達の度合いが違ってきます。

下半身主導のバッティング練習法

・歩きながらの素振り

バットを構えながら歩き、スイングしたら後ろ足を前足の後ろに引き、前足をステップしてスイングします。

これを1,2,3のリズムで繰り返します。

間のとれたスイングでスムーズな体重移動を体感させます。

・後ろ足に体重を乗せたティーバッティング

スタンスを広めにとり、後ろ足に体重を掛け、両膝を曲げて重心を低くします。

ボールを打つと同時に前足に体重を掛けてスイングします。

体重移動を実感させるバッティング練習です。

注意するのは後ろ足が伸び切らないことです。

こうしてバッティングは下半身主導で行うことを意識することが重要です。

それでは下半身はどのように鍛えていけばいいのでしょうか?

下半身の強化法をご紹介します。

バッティングでの下半身強化には股関節の柔軟性と内転筋の強化が必須

バッティングにおいて下半身で重要なのは体重移動です。

バックスイングで軸足(後ろ側の足)に溜まった力をステップした前足に移行します。

そのためには股関節の柔軟性と内転筋の強化が必要です。

股関節とは大腿骨(だいたいこつ)と骨盤の間にある関節です。

つまり上半身と下半身をつなげている部分です。

身体の表面上は脚の付け根にあり鼠径部(そけいぶ)と言われている部分です。

歩いたり走ったりあらゆる運動を支える部処として、股関節の動きをよくする

ことは運動機能の向上に必須です。

股関節を柔らかくするのにお薦めなのがウォーキングランジとスクワットです。

・ウォーキングランジ

腰に手を置き歩きながら片方の膝を地面すれすれまで落とします。

左右交互に行い10回ずつ2セット行います。

注意するのは背筋を伸ばして行うことです。

・スクワット

よく知られるスクワットもお尻や太腿を鍛えるのに効果があります。

背筋を伸ばした中腰の姿勢から伸びあがります。

こちらも10回2セットが適切かと思います。

また坐って足の裏を合わせ、両膝を手で押しながら身体を前に倒すストレッチも効果があります。

内転筋とは膝上部から股関節までの脚の内側にある筋肉です。

役割としては主に脚の曲げ伸ばしや骨盤の安定があります。

内転筋を鍛えるには次のメニューがあります。

・ワイドスクワット

通常のスクワットより広め(肩幅の2倍程)で行います。

立ち上がる時に息を吐きます。

内腿が刺激され脚全体が鍛えられます。

5回2セット行います。

・ボール挟み

椅子に腰掛けて脚を肩幅くらいに開き、脚の間にボール(バレーボール程)を入れて1秒程、力を入れて挟みます。

10回2セット行います。

・アダクション

床に横向きで寝て、下の手で支えながら上の脚を曲げ、下の脚を伸ばした状態で10~15cmくらい上げます。

左右10回ずつ2セット行います。

いずれも家でできる運動ですので日課として行うことをお薦めします。

ただし、こうしたメニューはできる範囲以内で行うことが大事で、痛みを感じたら無理に実施しないように気を付けます。

まとめ

少年野球の早い段階から「バッティングは下半身主導」という認識を植え付けることが大切です。

下半身強化には股関節の柔軟性と内転筋の強化が必須です。

ここでご紹介したメニューは少年野球に留まらず、上のステップでも取り入れられています。

それだけ野球においては股関節と内転筋は重要な部処と言えます。

従って少年野球の段階から意識して鍛えていくことはとても有意義です。

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