野球で取り組んだ方が良い!?『サンナイ・ルール』とは何なのか?



こんにちは!

縦振り先生こと、榊原貴之です。

野球という競技のゲーム性を面白くするために行きついた答え・・・

『サンナイ・ルール』(笑)

3つの「ない」とは・・・

  • バントしない
  • 前進守備しない
  • 配球は内外角を使わない

この3つを守るだけで、野球が選手たちのモノになるんですよ。

小学生はもちろんですけど、高校生でもかなり面白い試合になりますね。

  • 小学生には野球の楽しさを知ってもらう
  • 高校野球では勝つため

の手段になると思っています。

バントしない

ま、この3つは、基本的に指導者・コーチが選手にやらせるわけですよ。

だから、面白くなくなるんですよね(笑)

まずは、『バントしない』・・・

だって、みんな打ちたいでしょ(笑)

選手本人だって打ちたいし、保護者だって子どもが打っている姿をみたいじゃないですか。

統計的にも、得点期待値が下がるということが立証されています。

でも、オリンピックでもそうでしたけど、日本人はバント好きなんですよね。

それが手堅い作戦だって、刷り込まれているんですよ。

少年野球で守備がおぼつかないチーム相手であれば、バントが有効かもしれません。

でも、そんな勝ち方したって、全然面白くない。

それに、年代が上がって投手のレベルが上がれば、バントするのだって難しくなります。

変化球や内角で、バントの失敗を誘う配球をしてきますから。

打つのであれば、空振りでもファールでもいいわけじゃないですか。

でも、フェアゾーンの決まったところに転がすというのは、打つより確実に難しいです。

前進守備しない

続いて、『前進守備しない』・・・

これも、本当にしょうもないなって思いますよ。

甲子園でだって、初回の攻防で両チームが前進守備を取った試合がありました。

結局、最終的には5点を争う試合展開になってました。

今の高校野球でロースコアで争うってことは、ほとんどないですからね。

終盤であと1点獲られたら終わるという場面なら、わからないんでもないんですが。

それでも、打球が速い強豪校相手に前進守備を取るのは、リスクが大きいです。

守備は、3アウトを取らないとチェンジにならないんですよ。

だから、失点することよりも打者でアウトを取ることを優先すべきだと思っています。

結果的に、この方が最少失点で抑えられたりしますからね。

守れないチームがヘタに守りに行くから、大量失点するんでしょ。

小中学生なんかは、とにかく慌ててミスをすることがほとんどなわけですよ。

だから、通常の守備位置で打者をどんどんアウトにすることを、優先すればいいんですよ。

三塁走者は基本的に無視で、塁が詰まっている時は

  • フォースプレー
  • ゲッツー

を狙うわけです。

これだけで、極端にムダな失点が減りますから。

配球は内外角を使わない

最後は、『配球は内外角を使わない』・・・

内外角を投げるのには、細かいコントロールが必要です。

プロ野球だって狙ったところにいくことが少ないですし、高校生になればさらにヒドイ(笑)

小中学生なんか、コントロールいいなって思う投手は本当に少ないですからね。

そんな投手がボール球になるリスクの大きい内外角を使うから、球数が多くなったり失点が多くなるんですよ。

シンプルに、

  • 緩急
  • 高低

で配球するんです。

構えるのは、

  • 真ん中高め
  • ど真ん中
  • 真ん中

でいいんです。

真ん中しか構えなくても、コントロールが悪ければ勝手に内外角に散りますから。

本当に狙った真ん中にしか行かなくなったら、初めて内外角を使えばいいんですよ。

それに、変化球なんか使わなくても、ストレートの球速を3段階にすれば高校生でも抑えられます。

過去のブログを見返してもらえれば・・・

「②⑥⑧ピッチング」という記事で詳しく書いてますので、ぜひ読んでください。

過去記事はこちら👇

【少年野球ピッチング】『②⑥⑧ピッチング』で配球してみよう!

【少年野球】『②⑥⑧ピッチング』で身につくコントロールとは??

『サンナイ・ルール』の時代は近い!?

座間ひまわりは、小学部でも中学部でもこのシステムです。

シンプルにした方が、選手たちも自分たちで考えやすくなりますからね。

逆に、こちらの想像を超えてくるようなことになったりしますから。

子どもの可能性を広げるためにも、この「サンナイ・ルール」が必要だと思っています。

ぜひ、座間ひまわり野球俱楽部にお任せください(笑)

今日はこれくらいで!

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この記事を書いた人榊原貴之縦振り先生 榊原貴之
『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立
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