優勝がかかった試合の前に監督から頂いた言葉

教材購入者の方からこのような質問をいただきました。

【質問】

いつもメルマガを楽しく拝見している北海道在住の38歳の少年団コーチです。

息子と二人4年間に渡り二人三脚で歩んできた少年野球活動も残り1週間となりました。

息子が3年生の時から私自身もコーチとして息子の同級生達と野球に取り組んできました。

昨年、桜井さんのDVDに出会いその分かりやすい理論に釘付けとなり毎晩シャドウピッチングを繰り返し行って来ました。

その甲斐があり、昨年までとは桁違いに投球が安定しチームの二本柱へと成長してくれました。

夢にまで見た4番ピッチャーでスタメン出場も数十試合達成しました。

残念ながら勝ち運には恵まれずチームは最高で準優勝止まりです。

これからという時に先月息子が右腕を骨折し緊急手術。

残念ながら今シーズン中の復帰は絶望的ですが只今、三塁コーチャーとして奮闘中です。

4番、投手を欠きながらもチームは1つにまとまり全国大会出場のチーム相手に勝利したりとマイナスをプラスに変える本当にたくましいやつらです。

本当に最後の大会なんです。

1日でも1試合でもあいつらと一緒に野球をしたい。

あいつらの笑顔、泣きっ面をもっと見ていたい。

そして指導者素人からスタートした親父たちの熱血指導にも臆することなく毎日野球を楽しんでくれている

あいつらを勝たせてあげたい優勝させてあげたい。

投球理論とは異なりますが最後の大会を皆の力で優勝する為に指導者としてどんな言葉をかけてあげるべきですか?

桜井さんが影響を受けた言葉ってありますか?

飛躍的な技術の進歩は短期間で期待はできません。

しかし勝負は心が大事だと思っています。

選手のモチベーションを最大限にあげるアドバイスをお聞かせ下さい。

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■ 優勝がかかった試合の前に監督から頂いた言葉
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これまで頑張ってこられて、最後の大会の前に怪我をし試合に出られないことは本当に悔しいことだと思います。

ただ、三塁コーチャーとしてチームのため、仲間のために今自分に出来る精一杯のことをひたむきに頑張ることは、これから野球を続けていく過程や人生の中で必ず、良い結果を生む力となると思います。

また、メールを拝見させて頂いて、そのひたむきな姿勢に応えてくれる、わかってくれる素晴らしい仲間がいるチームであると想像します。

そういう仲間とともに一つの目標に向かっている今を思う存分楽しみ、

心に焼き付けてもらいたいと思いました。

今ひたむきにチームのために頑張っている息子さん、そしてその仲間の皆さんの気持ちに届けばと思い、私が影響を受けた言葉を一つ記します。

「男には勝たなければいけない時がある。それが今この試合だ」

大学時代、優勝がかかった試合の前に監督から頂いた言葉です。

優勝がかかった試合で、私は少し揺れていました。

それまでの野球人生の中で優勝を狙い、そしてあと一歩の所まできたことは初めてでした。

本当に素晴らしいチームメイト達であり、負ければそのチームメイトたちと試合が出来るのはその試合で最後になります。

「勝ちたい、負けたらどうしよう、いや負けたくない。でも打たれたら・・・」

ポジティブな気持ちとネガティブな気持ちが交互に押しよせてきていました。

そこに監督がやってきて、私にこの一言をくれました。

この一言を聞いた時、気持ちが晴れ、迷いがなくなったことは今でも忘れません。

勝ちたいではなく、負けたらではなく、ただ勝つことだけに意識が集中し、何も怖いものがなくなりました。

飾りも何もない言葉でしたが、監督も同じ気持ちであるということを改めて認識し迷いはもうありませんでした。

結果は優勝。監督、スタッフ、チームメイト全員が一つになった素晴らしい試合で、野球をやっていて良かったと心から思える試合でした。

最後の大会、心が揺れる時間が必ずあります。

その時に迷いを吹き飛ばす言葉として、心の片隅に置いてもらえればと思います。

悔いなき様、心の底から野球を楽しんでください。

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