【少年野球】「公式戦と練習試合」「入学試験と定期テスト」の違いとは!?
こんにちは!
縦振り先生、ひまわり先生と呼ばれる榊原貴之です。
以前のブログで入学試験と定期テストは違うものだという話を書きました。
入学試験は優劣をつけてふるいにかけるもので、定期テストは理解していない部分を見つけ出すのものなんです。
同じテストですけど、目的の全く異なるものです。
これをスポーツに置き換えて考えてみます。
勉強でいう入学試験に当たるものは公式戦や大会に当たるものですね。
そして、定期テストに当たるものは練習試合だとボクは考えています。
ということは、練習試合の目的は「できないことを見つけ出す」ことになるわけです。
でも、どうですかね?
本当にそういう目的で練習試合は行われているでしょうかね??
試合に出るのが怖い!?
世の中でたくさん目にするのは、練習試合でも結果を求めているような指導ですよね。
しかも、結果を求められる上に、ミスをすると怒られたりするわけですよ。
これでは積極性も出るわけないですし、選手が楽しいとも思えないですよね。
ウチの練習試合でこんなことがありました。
相手チームの監督さんは試合中のミスを厳しく指摘して、大声を出すタイプでした。
試合後の指導者同士の談話の中で
「補欠の選手で試したい子がいたんだけど、今朝に欠席の連絡が来たんだよ」と。
昨日の段階で本人には試合に出ることを告げていたそうです。
「好きな野球がやれて、試合に出られて楽しいはずなのに、なんで休んじゃうんだろうな??」
とその監督さんは言っていました。
ボクはすぐに心の中でこう思いました・・・
「ミスして怒られるのが怖かったんじゃないかな?」
「たぶん、野球自体が楽しいとは思っていないんじゃないかな??」
もちろん、その監督さんにはこんなことは言えません(笑)
できなかったことは練習すればいい!?
ハッキリとした練習試合の定義づけを最初から選手に伝えて置くべきなんですよね。
「練習試合は普段練習していることができるかどうかを確認する場所だよ」と。
「もしできないことがあったら、それはまた練習の時に練習しよう」と。
そうすれば、選手たちだって、まず練習通りにやってみようと思えるじゃないですか。
そうではなくて・・・
練習もしてないことが試合でできなくて怒られたり
練習でもできていないことを試合でやれと言われたりしてもムリな話ですよね。
どういう野球がやりたいとか、どんなチームにしたいかとか
明確なものがない指導者同士に限って、こういう行き当たりばったりなことをします。
もうちょっとだけ考えて、ウマくやればいいのになって思いますよね(笑)
『楽しく、ウマく、強く』の座間ひまわり野球俱楽部にお任せください!!!
今日はこれくらいで!
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『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立
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