指導者が、ブザマな姿を子どもにさらすべき理由



早いし、そっけない

お父さんのための野球教室の桜井です。

夏の甲子園中止地方大会も。

中止の決定は尊重する。

まず命、健康が大事だし、他県への移動は自粛って言われているし、

待機してくださるお医者様が不足してるし、

練習どころか登校さえできていないし

そんな状況の中で、野球をやる難しさは、みんな理解してる。

だけれども、あまりに早いし、そっけない。

この経験を糧にして…甲子園を目指したことに誇りを…

栄冠は永遠に君に輝く…

次の一歩を踏み出せ…

って言いながら、もう閉店ですよと、シャッターを降ろす大人。

ちょっと、待ってよこんなことってある?

期待を持たせてちゃいけない、って意見もあるけれども、本当にそうだろうか。

子どもたちが早く切り替えるために早く決断する、ってのは一見すると合理的。

だがしかし、

本当は出来たんじゃないんだろうか?

もっと大人が頑張ってくれていたら、

最後の夏は…

最後の大会は…

そんな思いで子どもたちを歩ませていいのだろうか?

結局は、子どもたちの歩みを遅らせることになるんじゃないだろうか?

 

大人が諦めない番だ!

まだゲームセットではなくて、最後の最後まで、粘って粘って、

あがき続けること、

そんなブザマな大人の姿を見ることも、子どもたち力になるんじゃないだろうか?

アウトと言われるまで全力で走れ。

野球は最後まで諦めないスポーツだ。

最後まで自分を、仲間を信じろ、

そう言ってきたのは大人ではないか?

ならば、大人も、そうするべきだ。

野球だけ特別扱いするな、ってよくわからない声にも負けちゃいけない。

皆、自分が愛する競技は特別だ。

サッカー選手はサッカーが特別なものだ。

バスケ選手はバスケが特別なものだ。

同じように、野球人は野球が特別だ。

他の競技を中止にさせて野球を開催しようとしているわけじゃない。

野球人が考えているのは、ただ野球を、、、それだけだ。

アウトと言われるまで全力でやる

諦めない

最後まで仲間の俺たちを信じろ

大人は子どもたちにメッセージを送り続けなきゃいけない。

子どもたちが次に進むための力を。

それが大人の美しき無様な姿だ。

お前ごときが、と言われるかもしれないが、

そんな思いで、今、

ブザマにキーボードをたたいてる。

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この記事を書いた人川端健太桜井一
お父さんのための野球教室
1978年生まれ。奈良県出身。大学関西地方リーグで最優秀投手賞(’97年)、最優秀選手賞(’99年)を受賞し、野球部創設以来初の全国大学野球選手権大会に2度出場。最高成績はベスト8。東海地区、社会人野球の名門へ進み、社会人野球の甲子園である都市対抗野球大会に2度の出場。引退後は、人気野球指導ブログ「お父さんのための野球教室」を開設。体系的でわかり過ぎる野球指導法は小学生の保護者に爆発的な支持を得て、DVDや書籍化。現在も、ブログでの指導法の発信、高校野球の現場で学生野球選手のサポート活動を精力的に行う。
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