【少年野球】一番うまくいくやり方を見つける方法



例えば静的ストレッチ

お父さんのための野球教室の桜井です。

一番うまくいくやり方を見つける方法

静的ストレッチとは筋肉を一方向へ静かにゆっくりと伸ばすストレッチのこと。

20年、30年前は野球だけでなくスポーツ界で、静的ストレッチは、試合前の必須ルーティンだった。

さぼっていると監督から「しっかりと伸ばさんかぁぁぁぁ!」と怒鳴られる。

奈良と言えば鹿、ウォーミングアップと言えば静的ストレッチ

それくらい、無くてはならないものでした。

静的ストレッチでパフォーマンスが下がる

だがしかし1998年頃から、風向きが変わる。

「静的ストレッチやるとパフォーマンス低下するってよ」って論文が発表されると、

「たしかに静的ストレッチやると身体が重いよね」とか

「静的ストレッチって、そんなにやる必要ないよね」って声があがり始めた。

人によっては、「静的ストレッチは害悪だ!」と、フンフン鼻息を荒げる人もいる。

で、一方でストレッチは、柔軟性を高めたり、可動域を広げたりする効果があるし、

拮抗筋を静的ストレッチしてやるとパフォーマンスが上がるって話もある。

あぁ何が本当なのさ、どうすりゃいいのさ、って思うよね。

答えは一つ!「試してみる!」

でも迷うことなかれ、答えはひとつだ。

どうするも、こうするもない。

試してみるだけ。

テストしてみるだけ。

で、合えば続ければいいし、合わなければやめればいい。

ボクらは試してみる、あるいは、テストするってことが少なくなった。

科学や研究の進歩によって色んなことがわかってきたし、インターネットの普及で手に入れられる情報量が圧倒的に増えた。

なので、いつでも“答え”が手に入ると思いがちだ。

だけれども、ヒトの身体は同じではない。

構造は同じかもしれないけれど、感覚、感じ方、動かし方は人それぞれだ。

それに体調も違う、メンタルの状態も異なる。

だから彼の答えと、彼女の答えと、ボクの答えは異なって当たり前だ。

答えはいつでも簡単に手に入るけれど、その答えがボクに合うかどうかは別。

だからやるべきことは試すこと。

自分だけのノウハウを手に入れる

テストすること。

ネットのない時代、ボクらはそうやって自分だけのノウハウを手に入れてきた。

間違うこともあったけれど、自分にドンピシャなやり方も見つけてきた。

でも、あまりに上質な情報が簡単に手に入るものだから、自分に合う情報を選び抜くチカラが薄れてきた。

だから、この辺りで一度、マインドをリセットしよう。

情報を疑おう。

そして試して、テストして、自分用にアレンジしよう。

試合前に静的ストレッチやるとパフォーマンスが落ちるらしいよ、って聞いたなら、

本当にそうなのか?

ボクにも当てはまるのか?

と一度疑おう。

そして、静的ストレッチ抜きだとどうなるか、確かめてみよう。

いや、でも待てよ、やめるとケガが心配だ。

ならば動的ストレッチを入れてみよう。

そんな思考になるといい。

で、試した結果、動きにくいな…って感じたら、動的ストレッチの内容を変えてみたり、静的ストレッチを戻してみたり、テストを繰り返す。

深みのあるアスリートに成長する

遠回りに思うかもしれないけれど、知見を積み重ねていくことで、頭でっかちの口だけ博士ではない、自分で考えて成長できる。

“深み”のあるアスリートに成長する。

子どもだけではちょっとムズカシイ。

だから大人が、今日は静的ストレッチを抜いたけど、体やプレーの調子がどうだったか?って聞いてあげて欲しい。

そうやって大人と子どもがいっしょになって

ベストなやり方を見つけていけばいい。

で、静的ストレッチは、30秒間伸ばすと筋出力を低下させて、6秒だと筋出力を向上させる。

柔軟性に対しては、30秒間の静的ストレッチを行うことで効果が認められ、

6秒だと効果がみられなかったという論文があって、ボク自身の感覚だとその論文の結果がしっくりきている

ので、トレーニングの前は短い時間の静的ストレッチをパパっとやって動的ストレッチをメインに行う。

で、柔軟性を高めたいときは、時間をかけて静的ストレッチを行っている。

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この記事を書いた人川端健太桜井一
お父さんのための野球教室
1978年生まれ。奈良県出身。大学関西地方リーグで最優秀投手賞(’97年)、最優秀選手賞(’99年)を受賞し、野球部創設以来初の全国大学野球選手権大会に2度出場。最高成績はベスト8。東海地区、社会人野球の名門へ進み、社会人野球の甲子園である都市対抗野球大会に2度の出場。引退後は、人気野球指導ブログ「お父さんのための野球教室」を開設。体系的でわかり過ぎる野球指導法は小学生の保護者に爆発的な支持を得て、DVDや書籍化。現在も、ブログでの指導法の発信、高校野球の現場で学生野球選手のサポート活動を精力的に行う。

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