【少年野球】トラックマンデータから判明した野球肘の原因!②

トラックマンデータから判明した野球肘の原因!②

皆さんこんにちは!

京都市北区にあります MORIピッチングラボ 代表の森です。

今回も学童野球や少年野球のピッチングに役立つ情報をご紹介します。

鳥肌が立つくらいうれしかった論文の内容です。

トラックマンデータから判明した野球肘の原因!②になります。

野球肘で手術をした人はリリースポイントが外下方に

2010年から2017年までの間にトミージョン手術を受けた140人のMLB選手のトラッキングデータを使用している、

これはとても信憑性がありますね。

投球タイプ(先発、リリーフなど)、リリース位置、球速を、手術を受けた投手と受けなかった投手の過去3年間をさかのぼって、両群でどういった変化が起きているかを比較したものです。

手術を受けた選手、受けなかった選手それぞれ70人の平均データを取得。(手術をした群は精査して70人ほどに絞る)そうすることで、体格やピッチングタイプの相違を少なくしています。

3年間さかのぼるということは、ケガをする前からデータを取り始めないといけないので時間がかかります。

それだけ大変な労力をかけて集約したデータです。

3年たってケガをした人とケガをしなかった人の特徴は何なのかをリリースポイントに焦点を当てて導き出した。

その結果手術を受けるに至った人は、リリースポイントが外下方に大きく移動していました。

上の写真を参考にしてください。

青で囲った部分が手術をしなかった分、赤で囲っているのが手術をした分です。

シルエットで投げている人の絵が出ているんですが、青で囲ったものの方が体に近いです。

赤で囲った方は、外側かつ下側に移動しているのがわかると思います。

手術に至った群は、明らかにリリースポイントが体から離れていたんです。

アップにしてみてみると、薄いグレー、濃いグレーそれぞれ1年目、2年目、3年目となっています。

アップにしてみると、薄いグレー、濃いグレーそれぞれ1年目、2年目、3年目と分かれています。

手術をした投手はしなかった投手に比べて初めからリリースポイントが外下にあるんです。

その差はなんと8cm!!

3年目、手術をするに至ったその年のデータを見てみると、

なんと12.2cmの差が開いているんです!!

これだけリリースポイントの違いがあったとは驚きですね。

また、ケガをした投手群だけで見ても、

2年目から3年目の1年間だけで3.4cmも外に開いていたんです。

これがわかったということは、障害予防において非常に革命的な研究になりえます。

というのも、ちゃんとデータを取ってみてそれだけの差が出ているようだったら、ケガをする確率が非常に高くなっている。

だから、何かをしなければいけないという指標になるんです。

 

野球肘のあなたは遠心力で投げていませんか?

リリースポイントが外方へ行くのは、遠心力投げ優位の投げ方になっているからであると過去の動画でも何度も解説しています。

 

この記事を書いた人森洋人森洋人
鹿児島県沖永良部島出身
鹿児島樟南高校で甲子園出場
京都市北区北野白梅町で、もり鍼灸整骨院を運営する傍ら、ピッチングラボを開設。
野球専門治療に始まり、ピッチングの指導を行う。
これまで全国3000人近くの選手や子供たちの指導に携わる。
ピッチングラボでは、野球で肩や肘を壊すことなく、長く野球を楽しんでもらうためのサポートをおこなっている。
MORIピッチングラボ代表
もり鍼灸整骨院 院長

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