【少年野球】子どもにはピッチング指導をしてはいけない!?



こんにちは!

縦振り先生、ひまわり先生と呼ばれる榊原貴之です。

たまには野球の技術指導の話でもしてみようかと思います。

これでも一応、プロの指導者なので(笑)

あまり技術の話をしないのは理由もあったりします。

一番は言葉で体の動きや感覚を伝えるのは難しいからですね。

読んでいる方も理解しにくいですからね(笑)

そちらの方はFacebookやTwitterでやっていますので、ぜひ参考にしてください。

さて、子どもに投げ方を指導するというほとんどの方々はピッチャーの投げ方を教えますよね。

足を挙げて、しっかり立って

ためを作ってから体重移動をして

肘を挙げて、腕を上から振り下ろす

みたいなやつね・・・

もうこれは完全にアウトです(笑)

それは危ないよね!?

こういう指導を受けている子どもとキャッチボールをすると悲劇が待っています。

至近距離の第1球でいきなり振りかぶってくるんですよ(笑)

笑い事ではなくて、スクールをやっていると高確率で遭遇します。

そういうときはボクも同じように振るかぶるマネをして「こうされたら、どう思う??」と聞きます。

たいていの子どもは「怖い」と言いますよね。

でも、これは子どもたちが悪いんじゃないですよ。

それを教えている大人たちに問題があるだけです。

キャッチボールで最初に教えなければいけないことは・・・

距離や相手によって、力加減・投げ方をかえるようにすることです。

だって、相手にケガをさせてしまうじゃないですか。

小学生が幼稚園生に向かって、上から思いっきり投げたら危ないですよね??

近くから、トスで優しくグローブに入れてあげるのが正解じゃないですか。

こういうことがキャッチボールをできるようになるということなんですよね。

フォームがどうのこうのとか、球が速いとか強いとかじゃないですよ。

これだって、安全管理の一つだと思います。

トスとスナップスロー

だから、一番最初に教えるのは近い距離で使う投げ方から教えてあげればいいんですよ。

まずはトスとスナップスローですよね。

体幹・下半身を使わずに、手首・肘・腕だけで投げるような練習からですね。

まずはここで指先の感覚を磨いて、コントロールをつける練習するわけですよ。

野球指導歴25年のボクの経験からすると・・・

トスのコントロールが悪い選手は、普通に上から投げてもコントロールが悪いです(笑)

だって、ボールをコントロールすることって、投げ方ウンヌンではなくて指先の感覚の問題ですからね。

それから・・・

「ピッチャー」「キャッチャー」「内野手」「外野手」の投げ方って、ありますけどね。

「ピッチャー」の投げ方は「ピッチャー」をするときにしか、使えないじゃないですか??

ものすごく「汎用性」がないわけですよ。

完全に「専用」ですからね。

他で使えないものを、なぜ最初に教えちゃうのかがナゾですよね(笑)

だから、一番最初に覚えるべきは「内野手」の投げ方ですよ。

だって、「内野手」の投げ方は全てのポジションで使えますからね。

メジャーピッチャーでは「ショートアーム」といって、テイクバックを内野手のように小さく取るのも流行っていますから。

ダルビッシュ有投手や大谷翔平選手も日本にいる時よりテイクバックが小さくなりましたよね。

もちろん内野手の投げ方であれば、キャッチャーも外野手もできますしね。

投手の投げ方なんて、最後の最後でいいですし、むしろ教えなくてもいいくらいです。

だって、内野手の投げ方で投げられているなら必要ないですよね。

セットポジションは一度止まるとか、プレートの外し方とか、そういうルールだけ覚えていけばいいと思いますよ。

『楽しく、ウマく、強く』の座間ひまわり野球俱楽部にお任せください!!!

今日はこれくらいで!

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この記事を書いた人榊原貴之縦振り先生 榊原貴之
『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立

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