少年野球上達法!なぜボールを怖がる子どもは捕球が上手くなるのか?



質問 ファーストで野手の送球が怖い

以前、教材購入者の方からこのような質問をいただきました。

【質問】

野球を始めて半年の我が子は、現在小学3年生で、ファーストの守備についています。

左利きで5~6年生並の身長ということもあるのでしょうが…。

野手からの送球で、ライナーは速くても捕球することができるのですが、バウンドすると腰が引けて、球を後ろに逸らしてしまいます。

(確かに大人でも難しいとは思うのですが。。)

「体でとめろ」「当たっても痛くない」と、よく言ってしまいがちなのですが、3年生の子どもにとっては当然、痛いし怖いと思います。

実際、「バウンドがわからないし怖いもん」と。。。

この恐怖感を取り除く魔法の言葉や、克服法、指導法などありましたら教えていただけないでしょうか。

よろしくお願いいたします。

ボールへの恐怖心を0に近づけるためには…

ボールへの恐怖心というのは、子どもでなくても0にすることは非常に難しいです。

私も全く同じでした。

「怖がるな!」「体に当てろ」と言っても、体に当たると思うから怖いため、どうしようもありません。

ある意味、人間としての防衛本能というのかもしれません。

ただ恐怖心を0近づけるためには

ボールが怖い

体にボールが当たる(と思うから)

グラブにボールが入らないから

ボールを見ていないからなんですよね。

ボールをきちんと見きっていれば、ボールに対する恐怖心も少なくなるんです。

逃げる練習

ただここで単純に「ボールをしっかり見ろ」と言っても、これまでの恐怖心があるのでなかなかボールを見ることに集中できません。

少し工夫してみて「ボールを見て逃げる練習」から取り組んでみてはいかがでしょうか?

逃げるためにボールを見るんです。

最初はボールが自分から遠い位置で逃げてみましょう。

徐々にボールが自分に近い位置にきてから逃げるようにしていきましょう。

最後はギリギリで逃げる。

よけきれないなら、グラブではじく。

こうなったら、捕球したほうが楽になってきますよね。

こうやって恐怖心を取り除くのではなく、ボールを見ること、捕球することを覚えていくことを提案させていただきます。

 

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この記事を書いた人川端健太桜井一
お父さんのための野球教室
1978年生まれ。奈良県出身。大学関西地方リーグで最優秀投手賞(’97年)、最優秀選手賞(’99年)を受賞し、野球部創設以来初の全国大学野球選手権大会に2度出場。最高成績はベスト8。東海地区、社会人野球の名門へ進み、社会人野球の甲子園である都市対抗野球大会に2度の出場。引退後は、人気野球指導ブログ「お父さんのための野球教室」を開設。体系的でわかり過ぎる野球指導法は小学生の保護者に爆発的な支持を得て、DVDや書籍化。現在も、ブログでの指導法の発信、高校野球の現場で学生野球選手のサポート活動を精力的に行う。
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