ボールの握り替えが正確に早くなる練習方法



1日10秒の握り替えの練習で送球まで安定してしまいます。

1日10秒の練習の握り替えの練習で送球まで安定します。

内野手できちんと打球を捕球したのに、

握り替えが上手くいかなくてポロっとボールが手につかなかったり、

ステップが合わなかったり。

意外と多いのがボールの握り替えのミスです。

そのミスは、悪送球の原因になっていることが多いのはご存じでしょうか?

しかし、ボールの握り替えの練習に時間をかけるチームはほとんどありません。

よっぽど守備にこだわりのある指導者の方なら別ですが。

簡単で単純な練習方法をキャッチボールの前やノックの前にするだけで

早く正確な握り替えが出来るたった10秒の練習方法をご紹介します。

 

グラブの中でボールの位置を正確につかむ

この練習方法は、BBA代表でヤマトグラブ工房の梅原さんに紹介して頂いた方法です。

右投げの選手の場合です。

まず、なぜ早く握れないのかというと

捕球したボールがグラブの中で迷子になっているんです。

「迷子」ってどういううこと?

説明しましょう。

グラブでボールを捕球し、

右手でグラブの中のボールをつかみ

グラブから出して送球するという手順になりますね。

このグラブの中のボールをつかみに行くときに、正確は位置がわからないと

右手でボールを探すことになります。これが「迷子」状態です。

「そんなおおげさな!」なんて声も聞こえてきそうですが、これが意外と多いんですよ「迷子」。

特にグラブが大き過ぎたり、手が小さい小学生にはよくあります。

グラブの中のボールの位置を正確につかむには、位置覚という感覚が必要です。

グラブの左手がどのくらいボールの位置を感じてくれるかがポイント。

その位置覚を頼りに右手をボールまで正確に誘導するわけですね。

ではお待たせしました10秒練習はじめましょう!

 

10秒間に何回正確にできるか

時間はたったの10秒

まずは両手素手でテストしましょう。

1.左手にボールを持ち、おへその前で両手をセット。

2.合図で両手を前から背中側へ動かして左手のボールを右手に持ち替えます。

3.これを前後になるべく早く10秒間で何回出来たかをカウントします。

この回数を数えておいて、今度はグラブをはめて同じ動きをしてみましょう。

同じ回数出来れば素晴らしいですね。

これを毎日1回続けると、驚くほど握り替えが早くなりますよ。

 

位置覚の感度が上がると、グラブ選びや型がかわってくる。

この練習で位置覚を磨くと捕球まで変化が出てきます。

握り替えが早ければ時間に余裕ができるので、捕球にも余裕が生まれてくるんです。

捕球に集中できると捕球エラーが減り、送球にもいい影響が出てくるのは必然ですね。

守備の苦手な選手も、10秒練習で守備に興味が出たら後は勝手に上手くなる。

そんな選手を沢山見てきました。

そしてそんな選手は、位置覚を感じられるグラブを探すようになります。

自分のグラブの型を変えてみたり、次に買うグラブはより小さいグラブにしたり。

こうなるともう守備職人です。

こんな選手が5人いればすごい守備力のチームになりますね。

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この記事を書いた人長田真樹長田真樹

お父さんのための野球教室担当。
マンツーマンの野球教室で小学生からプロ野球選手2,000人以上のパフォーマンスアップに貢献。
2011年~2021年、京都学園大学・京都先端科学大学硬式野球部コーチを歴任、リーグ優勝春秋通算10回・全日本大学選手権大会6回出場・明治神宮大会1回出場。
現在も学童野球から高校野球・社会人まで幅広く指導中!

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