【少年野球バッティング】『すれ違い②前で打て!』



「前で打て!」

ほんの少し暑さが弱まりましたが、まだまだ暑いですね!

気をつけて張り切りましょう!

さてさて、前回は「グリップから出せ」でした。

どうでしたか?

理解して、注意深く見れば、グリップから出せば出すほど、ヘッドが出ない事がみえるはずです!

子供達のために頑張ってください。

さて、前回ラストの方に、話がチラッとでてまいりましたが、今回は「前で打て!」ですね。

このワードも、かなり聞きます。

「もっと前で打て!」と、どんどん、どんどん、ポイントが前になってしまいます…

「詰まる」から、「前で打つ」では、根本的解決とは言えません。

ヘッドが遅れて「つまる」

んー…絵を描いてみます!

下手くそですが、ゆっくり、文章と比較しながら見てみてください。

頭の上から見た図です

頭(帽子)→緑
肩(ユニフォーム)→黄色
腕(アンダーシャツ)→青
ド派手なチームになりましたが…汗

まず①です。

良くある、「つまる」形です。

グリップから突き出すので、ヘッドが遅れ、ボールをカットするよな格好になり、右方向の弱い打球や、一塁側のファールになりがちですね。

もっと前で打ったのに「つまる」

「もっと前で打て!」で、②番です。

前で打とうとしますが、結局、グリップから前に出そうとするので、「ん?前で打ったはずなのに、つまる……???」と、なります。

さらに前で「泳ぐ」

③番

 

じゃあ、もっともっと前で!

と、なります。

やっと、ヘッドは前にでてきましたが、すでに、バットはストライクゾーンを過ぎインコース、体の前に抜けようとしています。

こうなると、泳いだり、バットの先っぽに当たったりというミスが増えます。

唯一打てるのが、点線のボール、つまり、かなりのインコースです。

しかし、このインコースをとらえられるのは、ごく一瞬だけなので、おすすめできません。

打率はかなり低く、馬鹿でかい当たりは、ほぼファール、ごく稀にそれがフェアゾーンに飛ぶくらいですから…

「つまる」と「ジャストミート」は紙一重

では、どうするのか?

答えは、④番です。

実はこの④の「人の頭の位置」と「ボールの位置」①と全く同じなんです!

 

この話は、私のレッスンで、よくします。

実際にやってみると更によくわかりますが、

『全く同じ位置、同じタイミングで、つまるスイングにもなるし、完璧にとらえるスイングにもできる!』 という事です。

『すれ違い①グリップから出せ!』

とセットで理解していただきたい部分です。

かなり重要な事ですから、よーーーーく見てあげて下さい!必ずわかるはずです!

絵を描くのに疲れ果てましたので、次回予告はなしにします笑

すれ違い③をお楽しみに!

 
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この記事を書いた人西本正明西本正明
野球教室BBC(ベースボールコミュニケーション)ヘッドコーチ
西本正明
「バッティングの動きは、今すぐ、大きく伸ばせます」
奈良・香芝高等学校を卒業後、山口・東亜大学に進学。創部15年で3度の全国制覇を成し遂げた大学野球の名将・中野監督のもとで指導を受け、全日本大学野球選手権大会に出場。自身が得た経験をもとに、少年野球や高校野球の臨時コーチとして多くの選手を指導。何百人ものあらゆるタイプの選手に触れ、“バットヘッドを走らせて強い打球を打てば”ヒットが劇的に増えることを確信。そのバッティング理論が関西で口コミによって広がり、飛ばない・当たらないとバッティングに悩む多くの選手たちが絶え間なくレッスンに訪れる。現在は、関西のバッティング上達エージェントとして、BBC野球教室・伊丹校のアシスタントコーチを歴任し、4つのスクール(東淀川校・四條畷校・八尾校・宝塚校)のヘッドコーチとして小学生から高校生まで幅広い層の選手の指導を精力的に行っている。

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