野球用語「第3アウトの置き換え」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
「第3アウトの置き換え」とは?
第3アウトの置き換えとは、野球におけるルールのひとつで「1イニングで3個目のアウトが成立した後でアピールプレイによって4つ目のアウトが成立した場合に、3つ目までのアウトが成立したプレイが取り消されて、4つ目のアウトが3つ目のアウトに置き換えられる」という意味です。
1イニングで4つ目のアウトであることから通称「第4アウト」とよばれ、英語では、「fourth out」と書きます。
第3アウトの置き換えは、守備側のアピールプレイにより審判がアピールの内容を認めてアウトを宣告する、という流れで発生します。
では、なぜ守備側のチームは3つ目のアウトが成立しているのに4つ目のアウトを求めるのでしょうか?
それは「得点されることを防ぐため」です。
「第3アウトの置き換え」はなぜ必要なのか?
たとえば、以下のようなケースで第3アウトの置き換えが発生します。
●ワンアウト満塁
●打者がセンターフライに倒れた…第2アウト
●三塁走者がタッチアップ…攻撃チームに1点が入る
●その後、二塁走者がタッチアップを試みるがタッチアウト…第3アウト
●守備側のチームが、三塁走者の離塁が早かったとアピールプレイ
●審判がアピールプレイを支持し、三塁走者がアウト…第4アウト
●第4アウトを第3アウトに置き換えすることで、1点が無効になる。
このケースのように第4アウトを第3アウトに置き換えることで得点を無効にできる場合に、守備側のチームはアピールプレイを行って、第3アウトの置き換えを狙うわけです。
「第3アウトの置き換え」の使い方・例文
第3アウトの置き換えの例文・用例を紹介します。
〇第3アウトの置き換えでサヨナラ負けのピンチを脱した
〇野手全員がベンチに戻ってしまって第3アウトの置き換えできず
「第3アウトの置き換え」の具体的な使われ方は?
第三アウトの置き換え
先日の試合での1コマ
1死満塁からレフトライナーで2アウト
1塁ランナータッチアウトで3アウト
3塁アピールプレーで4アウト第三アウトの置き換えで得点認められず#草野球#第三アウトの置き換え#ドカベンルール#内野ゴンズ pic.twitter.com/CA27t8cCzi
— 内野ゴンズ (@uchinogonzu10) April 27, 2019
#社会人野球日本選手権
第三アウトの置き換え成立してないの? pic.twitter.com/X74mNMr6O0— えすえす (@trueblue_44) October 30, 2019
「第3アウトの置き換え」の類義語
第3アウトの置き換えの類義語は、「第4アウト」「fourth out」です。
「第3アウトの置き換え」に関する練習法
第3アウトの置き換えは時々しか起こらないプレーですが、時々しか起こらないからこそルールを学んでおく必要があります。そして第3アウトの置き換え以外にも、試合でよく起こるルールを解説します。
「第3アウトの置き換え」まとめ
第3アウトの置き換えの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「第3アウトの置き換え」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
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