【少年野球】冬のトレーニング効果を最大化する方法



トレーニング効率を上げる

小学生ではまだ大会が残っているチーム
もあると思いますが、

これから本格的な冬の
トレーニングシーズンに入ります。

そこで、今日のメルマガでは、
どのようにトレーニングを進めていけば
その効果を最大にできるか?

その1つの考え方をお伝えします。

冬のトレーニングと言えば、
走り込み、あるいは筋力トレーニングを
イメージするかもしれません。

そして、何をすれば球が速くなるか?
何をすればパワーがつくのか?

といった具合に考えるでしょう。

ところが、この考え方では
トレーニング効果を最大化できません。

例えば、旅行を企画したとしましょう。

最初に、新幹線か?飛行機か?車か?
という手段を考えるとどうなるでしょうか?

その旅行は、「行けるところに行く」
旅行になります。

でも、最初に目的地を決めれば、
「行きたいところに行ける」旅行になります。

野球も同じ。

トレーニングを先に決めると
「なるようにしかならない」わけです。

その成果はシーズンが始まってみないと
わからない…では不安じゃないですか?

だから、最初に目的地を決める。
つまり、まず「なりたい自分を決める」のです。

でも、球が速くなりたいとか、
ホームランを打ちたいとか、
ではありません。

もちろん、それは目標として持って
おく必要があるのですが、

もっと具体的な成果。
ズバリ言うと、フォームです。

投手ならピッチングフォーム。
打者ならバッティングフォーム。
守備なら、スローイング、捕球姿勢。
走者なら、ランニングフォーム。

そんな「フォームを作り上げる」ことを
ベースにして練習を組み立てることで…

・何が足りないのか?
・どこを鍛えればいいのか?

ということがはっきりとわかります。

なぜならフォームは目に見えるもの
なので、足りないもの、強化したいもの
がはっきりとわかるのです。

だから、走り込みより、柔軟性が必要に
なるかもしれません。

下半身より上半身や体幹の
強化が必要になるかもしれません。

球速アップ、飛距離アップという目標
だけでは見えなかった「足りないもの」が

フォームをベースにすることで
必要なトレーニングが
具体的に見えてくるのです。

後は、手段であるトレーニングは
インターネットや本で調べれば
ほとんどが手に入ります。

また、フォームをベースにした
トレーニングは、その成果を
すぐに確認することができます。

その時のフォームが成果そのもの
なのですから。

だから、冬は走り込み、筋トレといった
発想ではなく、
フォーム作りをベースに考えてみる。

すると、必要なトレーニングに
時間と体力を投資できる。

そうすればトレーニング効果を
最大化させることができるのです。

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