【少年野球】小学生用フィールディングネットを使った守備練習方法



こんにちは、お父さんのための野球教室の長田です。

今回は、フィールディングネットを使った守備練習方法をご紹介します!

「フィールディングネット」と聞いて、ピン!とくる方はかなりの野球通ではないでしょうか。

昔からある自宅守備練習方法である「壁当て」

その壁が街中から消えてしまって、なかなか自宅で守備練習をするのは大変な環境です。

「壁当てネット」

そんな時代に現れたのが、「フィールディングネット」なんです。

要は、「壁の代わりのネット」です。

普通のネットは、ボールを投げても衝撃を吸収してしまって壁に当てた時のようには、跳ね返ってくれませんよね?

しかし、このフィールディングネットは、ネットをパンパンに張ることで、壁に当てたようにボールが返ってきてくれるんです。

フレームにネットを直接編み込んでいないので、弾きも良く、ネットが破れにくい構造になっています。

初めて使ってみたんですが、思った以上に跳ね返ってきます。

使ったネットはフィールドフォース社のものですが、ネットの中央を付属のゴムで引っ張ることでボールが当たる角度が変化し、毎回違う返球にすることも可能です。

道具も進化してますね!

大きさも様々

フィールディングネットには、大きさ、用途別に様々な大きさがあります。

写真のように、1番小さいネットがゴロ用で自宅の室内でも使えるくらいの大きさ。

中央は、上下にネットがカーブしていて、ゴロ、ライナー、小フライとほぼすべての捕球練習が可能です。

一番大きなネットはキャスターがついていて、移動式。

ネットのフレームに角度をつけることができ、ゴロ、ライナー、小フライに加えて、ネットが大きいので距離をとっても1人でキャッチボールができるほど。

ちなみにホームベースにこのネットを置いて、18.44mからピッチングしてみましたが、ちゃんとピッチャーまで帰ってきました!

耐久性の問題もあるので、ピッチングには向かないかもしれませんが、グラウンドでの使用でいろいろ使えそうです。

ボールを捕ることが1番の練習

守備練習は、捕球と送球がセットです。

捕球出来ても、送球がそれればセーフ。

壁当てのいいところは、その両方が練習できるところでしたよね。

・ノッカー不要で1人で出来る

・捕球と送球がセットで練習できる

・自分で練習したい打球を再現できる

こんなメリットがあります。

送球の距離は自宅では出せませんが、コントロールのトレーニングは可能。

実際守備が上手くなるには沢山ボールを捕ることが近道だと思いますが、チームの練習では1人が受ける数には限度があり、練習しておきたい打球を練習することも難しいでしょう。

その問題を解決してくれるのが、今回ご紹介した「フィールディングネット」です。

もっと守備が上手くなりたい!

そう思っている子供たちに、いい練習相手になること間違いなし!

今回は、「壁当て」を進化させた「フィールディングネット」をご紹介しました。

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この記事を書いた人長田真樹長田真樹

お父さんのための野球教室担当。
マンツーマンの野球教室で小学生からプロ野球選手2,000人以上のパフォーマンスアップに貢献。
2011年~2021年、京都学園大学・京都先端科学大学硬式野球部コーチを歴任、リーグ優勝春秋通算10回・全日本大学選手権大会6回出場・明治神宮大会1回出場。
現在も学童野球から高校野球・社会人まで幅広く指導中!

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