野球用語「スラーブ」とは?意味・使い方・上達法がわかる!



この記事では、野球用語「スラーブ」の意味&使い方を解説。さらに、スラーブに関係する“野球上達法”も紹介しますが、実は、「スラーブ」には、こんな“深い意味”があったのです↓

「スラーブ」とは?

スラーブとは、野球における球種・変化球のひとつで「カーブとスライダーの中間的な球種」です。英語では、「Curve」と「Slider」を組み合わせて「Slurve」と書きます。

カーブは、利き腕の反対方向へ山なりに大きく曲がって落ちていく変化球。スライダーは利き腕と反対方向へ曲がりますが、カーブよりもスピードが速く、変化は鋭く曲がります。そのカーブとスライダーの変化および球速の中間的な球種がスラーブです。

変化の大きさ : カーブ > スラーブ > スライダー > ストレート
球速 : ストレート > スライダー > スラーブ > カーブ

スライダーとスラーブ、カーブとスラーブに明確な基準はありません。投手本人がスラーブと言えばスラーブ。すべて投手本人の感覚で決まります。

スラーブは、スピードや変化が中途半端になる球種であるため、一般的に決め球に使い辛い球種です。しかしスライダーやカーブ、またはストレートと組み合わせ、緩急をつけることで、各球種の幅を広げてくれる球種です。

日本のプロ野球(NPB)でスライダーの球速を変えたスラーブを使う投手は、宮西尚生(北海道日ハム)、内海哲也(埼玉西武ライオンズ)、山井大介(中日ドラゴンズ)、ダルビッシュ有(シカゴ・カブス)の他、引退した投手では、2018年から東北楽天ゴールデンイーグルスでGMを務める石井一久さんなどが有名です。

「スラーブ」の投げ方は?

スラーブの投げ方は、「スライダーと同じ」です。投手により投げ方は様々ですが、一般的にはスライダーと同じ握り方。指先から伝わる力を減らすことで、スピードを落として変化を大きくするイメージです。

スライダーは、リリースをする際に指先から強い力を伝えますが、スラーブは「腕の振りは維持しつつ、スライダーよりも力を“抜く”感覚」で投げます。カーブを投げる投手は、「通常のカーブよりも力を強く伝える感覚」で投げてみても良いでしょう。

「スラーブ」の使い方・例文

スラーブの例文・用例を紹介します。

〇スライダーとスラーブを駆使して三振の山を築く。
〇あの投手のスラーブはスライダーよりも厄介だ。

「スラーブ」の具体的な使われ方は?

「スラーブ」の類義語

スラーブの類義語は、「カーブ」「スライダー」です。

「スラーブ」に関する練習法

ご紹介する上達法は、野球動作解析のスペシャリストで、筑波大学硬式野球部の監督である川村さんが教えてくれるメディシンボールを使った指力をきたえるトレーニング。

スラーブで必要な指先の抜く力、ストレートの球速アップに貢献する切る力をつけるのに効果的なトレーニングです!

「スラーブ」まとめ

スラーブの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。

この記事を読み返して、「スラーブ」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!

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