野球用語「WHIP」とは?意味・使い方・上達法がわかる!




この記事では、野球用語「WHIP」の意味&使い方を解説。
さらに、WHIPに関係する“野球上達法”も紹介しますが、実は、「WHIP」には、こんな“深い意味”があったのです↓

「WHIP」とは?

WHIPとは、野球において投手を評価する指標のひとつで、「1イニングあたり何人のランナーを出塁させたかを表す数値のこと」です。

読み方は「ウイップ」。WHIPは略称で、正式には「Walks plus Hits per Inning Pitched」と書きます。

WHIPでは、その投手が1イニングに「四球」と「ヒット」で何人の出塁をさせたのかを計測して、投手の安定感を測ります。

たとえば、WHIPの数値が1の場合、その投手は毎回1人のランナーを出し、WHIPの数値が5であれば毎回5人のランナーを出すことがわかります。

WHIPは、以下の公式で求めることができます。

WHIP = (与四球 + 被安打) ÷ 投球回

「WHIP」の評価基準

WHIPが1.20未満ならエース級。1.40以上だと問題があり、1.60は非常に悪いと評価されます。

WHIPのメリットは、防御率よりも正確に投手を評価できること。防御率は走者を残したまま投手交代をした際に、次の投手の結果に影響される場合があるのに対し、WHIPは投手交代の影響を受けません。

ただし、WHIPにはデメリットもあります。野手の守備範囲に影響されることや、長打が考慮されない点です。その点で正確な評価ができないことを理由に、現在のセイバーメトリクス(統計学を用いた野球の分析手法)でWHIPは使われていません。

「WHIP」の使い方・例文

WHIPの例文・用例を紹介します。

〇彼はWHIP2を超えることもある炎上ピッチャーです
〇WHIPは低いが、ホームランをよく打たれるため防御率は高め

「WHIP」の具体的な使われ方は?

「WHIP」の類義語

WHIPの類義語はありません。

「WHIP」に関する練習法

ご紹介する上達法は、野球動作解析のスペシャリストで、筑波大学硬式野球部の監督である川村さんが教えてくれるピッチングドリル「膝上げ」。

このドリルは下半身のバランスを向上させて、投球フォームを安定させるドリル。WHIPの値を向上させる手段として非常に有効です。

「WHIP」まとめ

WHIPの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。

この記事を読み返して、「WHIP」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!

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