「お腹を使って投げる」の注意点とは?

お父さんのための野球教室のブログをご覧の皆さんこんにちは!

京都市北区にあります、MORIピッチングラボ代表の森です。

今回も、野球のピッチングにおけるヒントやコツをお伝えします。

前回のブログでは、「お腹を使って投げる」というテーマでお話しました。

ボールに力が伝わらない人の特徴は、お腹にあった??

今回は、前回のブログの補足としてお伝えしたいことについてお話します。

体幹が一直線になるタイミングとは?

前回、「体幹の軸と後ろ足の軸が一直線になる」というお話をさせていただきました。

それに対して、「実際に一直線になるのはどのタイミングですか?」というご質問をいただきました。

前回は、「リリースポイントで一直線になるイメージ」と説明しましたが、正確にはそれ以前に一直線になるタイミングがあります。

それは、最大外旋からリリースポイントに到達する直前、この間にあります。

これは、投球動作の連続写真などを見ていただけると分かりますが、実際にはリリースポイントで体は少し前に屈曲しています。

意識しすぎると、、、

写真などを参考にして、リリースポイントで体を屈曲させることを意識して投げてしまうと、実際には、お腹の力が抜けて腰が引ける可能性があります。

前回お話したように、これではうまくボールに力を伝えることが出来ません。

なぜ、真似をしようとしても同じ動きにはならないのでしょうか?

マネできない動作とは?

例えば、連続写真などを見ていると、最大外旋の時にCのようなアーチになっているように見えると思います。

しかし、真似をしてこの形を作ろうとしても上手くいかず、投球のテンポや切り返しの動作が遅れ、力が伝わらないという結果になってしまいます。

この動作が真似できないのは、無意識にこの形になっているからです!

これらの動作は、前の段階でしっかりと軸ができていることによって自然に誘発されているということを理解しなければいけません。

一直線になるイメージとは?

このように、体の動きはほとんど無意識に行われているものです。

無意識を、コントロールすることは出来ません。

ですが、イメージすることで「結果的に」理想の動きになることはあります。

リリースポイントで、軸が一直線になるようなイメージを持つことで、力のあるボールが投げられるようになるか、実際に試してみて下さい。

お腹に力を入れない??

そしてもう一つ、伝えておかなければならないとても大切なことがあります。

それは、「お腹に力を入れて投げようとしないでください!!」ということです。

動画や前回のブログの解説を見ていると、「お腹に力を入れて投げないといけないのかな」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

あくまでも、「結果的に」お腹に力が入っているだけであって、入れようと意識はしないでいただきたいです。

お腹に力を入れると、くの字になる

なぜここまで強調するかと言いますと、お腹に意識的に力を入れてしまうと骨盤が後傾し、体幹がくの字になってしまうんです。

この姿勢では、力のあるボールは投げられません。

正しい体の使い方をすれば、自然にお腹に力が入るという点が非常に大切です。

大切なのは、イメージ

今回は、前回のブログ内容の補足として、注意していただきたいことをお伝えしました。

実際の動きとイメージが異なることがある、ということを知っておくことがとても大切です。

どのように伝えるかによって相手の受け取り方は変わってきますので、選手や子どもたちへの伝え方は注意してください。

この記事を書いた人森洋人森洋人
鹿児島県沖永良部島出身
鹿児島樟南高校で甲子園出場
京都市北区北野白梅町で、もり鍼灸整骨院を運営する傍ら、ピッチングラボを開設。
野球専門治療に始まり、ピッチングの指導を行う。
これまで全国3000人近くの選手や子供たちの指導に携わる。
ピッチングラボでは、野球で肩や肘を壊すことなく、長く野球を楽しんでもらうためのサポートをおこなっている。
MORIピッチングラボ代表
もり鍼灸整骨院 院長

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