【少年野球】お父さんお母さんに知って欲しい「子供の野球上達法」④

「子供の野球上達法」④

みなさんこんにちは。

京都市北区 MORIピッチングラボ代表の森です。

今回は、学童野球や少年野球をしている子供のお父さんお母さんに向けたブログ「子供の野球上達法④」です。

私はこれまで外部での野球教室やMORIピッチングラボでの個人レッスンを通してたくさんの子供の指導を行い、またそのご両親ともコミニケーションをとってきました。

その中で、たくさんの発見や気づきがありました。

今回は私が学んで感じたことをみなさまにお伝えしていこうと思います。

いろんなポジションを守ること自体がトレーニングになる

いろいろなポジションを守ることで、そのポジションの能力を最大限に発揮することができます。

例えば内野手は「取ってから早く投げる」という練習をします。

取ってから早く投げるには体幹の「軸」をしっかり作らなければ上手くできないとてもハイレベルな動作です。

体の軸を作るのが苦手な子どもは、投げるときに腰が引けたような、腰がくの字に折れ曲がったような投げ方になります。

 

内野の上手な選手は体の軸が真っ直ぐしていて、ボールを投げるときに体がくの字に折れ曲がることはありません。

この軸を作るという動作はピッチャーにおいてもとても大事な要素になります。

ピッチャーも腰がくの字に折れたような腰の抜けた投げ方ではボールに力を伝えることができないのです。

内野手の練習をすることで自然と軸を作る体の使い方ができるようになります。

怪我の予防につながる

当然小さな頃からピッチャーばかりしていると肩肘の負担も大きくなり怪我のリスクが高まってしまいます。

ピッチャーが何人もいるチームならまだ良いのですが、エースが1人で投げ続けるというケースもよく耳にします。

怪我の予防のためにも、技術の向上のためにも様々なポジションを守ることは大変有効なのです。

チームプレーの基本「相手のことを考える」が身につく

また、様々なポジションを守ることで、相手の気持ちを考えるプレーができるようになります。

例えばファーストを守ると「どこに投げてもらうと取りやすいか」ということが分かり、それがわかれば自分がファーストに投げるときは相手が取りやすいところに投げようとします。

ここのポジションのこの打球は難しいんだな、ということがわかればチームメイトがエラーしたときの声の掛け方が変わるかもしれません。

中継プレーやカバーリングなどはそれこそ、相手の投げやすい場所にポジションを取ったり、ここにボールがこぼれてきそうだ、というように相手のことを考えなければ上手くいきません。

野球は単に打って走る、取って投げるスポーツではなく、本当に奥の深いスポーツでそれがわかると本当に楽しいスポーツです。

野球がチームプレーであることを様々なポジションを守ることで実感することができます。

「見て学ぶ」

イメージできることしか体はできない

子供たちに、好きな選手やマネしている選手を聞いても「特にいない」という返事が返ってくることがあります。

最近の子供たちは塾や習い事などもたくさんしていてテレビを見る機会も少ないのかもしれません。

あくまで、野球が上手くなるためにという観点でのお話ですが、なるべくプロ野球やメジャーリーグなどの野球の試合を見ることをお勧めします。

というのも、人間の特性として「イメージできることしかできない」というものがあるからです。

これは自分がテレビの選手のように、あんな風に打って走って投げて、という姿がイメージできるかということです。

やったことのないスポーツでも「なんだかできそう」と思うものは、ちょっと練習するだけでできてしまう、なんてことも少なくありません。

また、選手の動きの「モノマネ」ができる子供はさらに上達が早いです。

モノマネがうまいこはイメージを体現するする能力に優れていますので、自ずとパフォーマンスも上がります。

しかしこれもイメージがあってこその話なので、まずはイメージを作るために「見て学ぶ」という工程が欠かせないということです。

自然と野球に情熱が持てる手助けを

私も含め、子供をサポートする人間ができることは、あくまでも子供が自然と情熱を持てる手助けをすること、ただそれだけだと私は思います。

例えば、私にできることは今回述べたことの「解決策を考える」ということです。

上手くできない原因を見つめて、それができるようになるサポートをしてあげる。

それによりできる喜びを子供に知ってもらうこと。

また、ご両親ができることは今回ご紹介した内容を知ってもらうこと。

子供の成長に差があることを知るだけで子供への言葉がけも変わるでしょうし、いろんな遊びを教えたり一緒に楽しんだりすることもできるでしょう。

そして小さな変化に気づいてあげることができれば子供の喜びに変わります。

コーチであれば、いろんなポジションを練習させてあげたり、練習で他のスポーツを取り入れてあげても良いかもしれませんね。

そうすることで自然と野球が楽しくなり、もっと上手くなりたいと自発的に考えるようになるかもしれません。

それでもやはり野球をするのは子供なわけですから、あくまで主導権は子供です。

いくら親が野球を好きになってもらおうと思っても、最終的に選ぶのは子供自身です。

もしも野球より楽しいことがあればそれを優先させるべきでしょう。

有名な「アドラー心理学」の著書でも、

『馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない』

というイギリスのことわざを紹介しています。

子供をそこまで導くことがサポート側のできることであって、最終的に選択するのは子供自身というわけです。

ぜひお父さんお母さん、コーチや周りのサポートしている方は子供が野球を好きになる、そんな手助けをしていただければと思います。

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この記事を書いた人森洋人森洋人
鹿児島県沖永良部島出身
鹿児島樟南高校で甲子園出場
京都市北区北野白梅町で、もり鍼灸整骨院を運営する傍ら、ピッチングラボを開設。
野球専門治療に始まり、ピッチングの指導を行う。
これまで全国3000人近くの選手や子供たちの指導に携わる。
ピッチングラボでは、野球で肩や肘を壊すことなく、長く野球を楽しんでもらうためのサポートをおこなっている。
MORIピッチングラボ代表
もり鍼灸整骨院 院長

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