【少年野球】だから走らなあかん!ランニングが必要な本当の理由とは?②



中殿筋がピッチングに与える影響

皆さんこんにちは!

京都市北区にあります MORIピッチングラボ 代表の森です。

今回も学童野球や少年野球のピッチングにおけるヒントやコツをお伝えしていきます。

今回のテーマは、だから走らなあかん!ランニングが必要な本当の理由とは?②

野球にランニングは必要なのか?

何で走らなあかんねん!のその2です。

まずは、

中殿筋がピッチングに与える影響についてお話します。

中殿筋の働きが弱い選手は片脚で立った時に、骨盤を平行に保つのがすごく苦手です。

特徴としては、片脚で立った時に中殿筋が落ちてしまって足を大きく踏み出すことができないんです。

トレンデレンブルグ歩行と同じで、中殿筋が抜けているから早く足が前に出てしまうんです。

中殿筋が抜けてしまうと、大腿骨が内転してかつ、膝が内側に入ってしまいます。

するともう次の動作は活きてこないんです。

踏み出し足の中殿筋が抜けるとどうなるか?

リリースで前足に体重を乗せていったときに後ろ足の骨盤が落ちてしまいます。

プロの選手の動画などを見てもらうとわかるんですが、体重を乗せていって投げる時に後ろ足の方の骨盤が上がるんですが、中殿筋が抜けると落ちてしまうんです。

本来の骨盤の位置

▲本来の骨盤の位置▲         ▲中殿筋が抜けている時の骨盤の位置▲

すると軸足の大腿骨ラインが内側に入ります。これは、踏み込んだ足の中殿筋がうまく効いていない証拠です。

これがピッチング動作を見ていて、「中殿筋効いていないなぁ」と思う選手の特徴です。

こういう選手ほど、中殿筋をしっかり使うという感覚がないんです。

中殿筋の体重移動のタイミングや感覚が体に入っていないので、わからない、感覚でつかむのが苦手なんだと思います。

そういう選手ほど走っていないケースが多いように感じます。

では中殿筋を鍛えるトレーニングなら何でもいいのかというと、そうでもなくて沢山トレーニングがある中で大事なのは体重移動になります。

体重移動という観点からもやはり、ランニングはピッチングのための中殿筋を鍛えるのに適していると思います。

回数や数をこなすことで、感覚や神経回路はできてくるので、ある程度の距離を走るのが中殿筋を鍛えるトレーニングとしては必要だというのが私の考えです。

まとめ

今回はピッチングにおいてランニングは必要なのかについてお話しました。

あくまでも私の考えなんですが、参考にしていただけると嬉しいです!

森先生とのコラボ動画はこちら↓

 

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この記事を書いた人森洋人森洋人
鹿児島県沖永良部島出身
鹿児島樟南高校で甲子園出場
京都市北区北野白梅町で、もり鍼灸整骨院を運営する傍ら、ピッチングラボを開設。
野球専門治療に始まり、ピッチングの指導を行う。
これまで全国3000人近くの選手や子供たちの指導に携わる。
ピッチングラボでは、野球で肩や肘を壊すことなく、長く野球を楽しんでもらうためのサポートをおこなっている。
MORIピッチングラボ代表
もり鍼灸整骨院 院長
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