【少年野球】ピッチングに必要な筋肉とトレーニング①



ピッチャーに必要な下半身の筋肉

皆さんこんにちは!

京都市北区にあります MORIピッチングラボ 代表の森です。

今回も野球のピッチングにおけるヒントやコツになることをお伝えします。

今回のテーマはピッチャーに必要な筋肉とそのトレーニング方法です。

ピッチングに必要な下半身の筋肉

投球動作においてお尻とハムストリングス(太ももの裏)はとてもよく使います。

特にプロやレベルの高い選手の投球動作で、どういう筋肉を使っているのかを計測したデータを見ても、お尻やハムストリングスをよく使っているのがわかります。

ピッチングのどんなシーンで使われるのか?1つ目

お尻の筋肉とハムストリングスを使っているシーンというのは大きく分けて2つあります。

1つ目は足を上げてから前足を着地する時の軸足です。

いわゆる軸足で「タメ」を作る時にこれらの筋肉が働いています。

体重移動していくときの股関節の使い方がうまくできているとこれらの筋肉をしっかり使うことができます。

逆に、パフォーマンスが悪かったり、レベルが高くない人の動作を分析すると「太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)」を沢山使っていることがわかります。

体重移動していくときに軸足の膝が早く投球方向に向いたり、軸足の膝が自分のつま先よりも前に出るような動作になってしまうと、(つまり体の開きが早くなると)太ももの前の筋肉が沢山使われてしまいます。

ピッチングのどんなシーンで使われるのか?2つ目

2つ目は踏み出し足です。

踏み出し足が接地した瞬間にお尻とハムストリングスが働いています。

この太ももの後ろの筋肉がしっかり働くことで、踏み出した足のブレーキを踏むことができます。

これも膝が前に抜けてしまったり、投げる瞬間に体が沈み込んでしまう、もしくは上体が突っ込んでしまうような選手ほど、太ももの前の筋肉をよく使っています。

当然太ももの前の筋肉も使います。

しかし、それ以上にお尻やハムストリングスを使うことが大切です。

昔からよく言われる「いいピッチャーはお尻が大きい」というのも、あながち間違いではないのかもしれません。

筋肉を大きくしすぎる必要はないですが、外の筋肉をうまく使えているかどうかが大切なので、お尻やハムストリングスを使うトレーニングをお勧めします。

まとめ

ピッチングに必要な筋肉として、お尻とハムストリングを紹介しました。

「タメ」と「踏み出し足の着地」に大きな働きをしてくれます。

次回は、この2つの筋肉のトレーニング方法をご紹介します。

 
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この記事を書いた人森洋人森洋人
鹿児島県沖永良部島出身
鹿児島樟南高校で甲子園出場
京都市北区北野白梅町で、もり鍼灸整骨院を運営する傍ら、ピッチングラボを開設。
野球専門治療に始まり、ピッチングの指導を行う。
これまで全国3000人近くの選手や子供たちの指導に携わる。
ピッチングラボでは、野球で肩や肘を壊すことなく、長く野球を楽しんでもらうためのサポートをおこなっている。
MORIピッチングラボ代表
もり鍼灸整骨院 院長

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