少年野球で全員ピッチャーを経験する必要性

チーム全員ピッチャー時代

ピッチャーの球数制限がルール化されようとしている昨今、昔のようにエースが1日4連投なんてことはなくなりました。

この時代、ピッチャーを複数育成しないと、勝ち抜けない状況。

これは、少年野球から高校野球でも同じですね。

指導者からは、「試合で勝てるピッチャーを何人も育てるなんて無理!」なんて声が聞こえてきそうです。

しかし、この縛りが子供達の可能性を広げてくれました。

もし、スーパーエースがいるチームであれば、そのエースが完投ですよね。

完投しない試合は、負け試合か大差のついた試合だけ。

そうなるとピッチャーは2人で済んでしまいますので、他の選手が投げる機会もなし。

これでは、未来の大エースの才能に誰も気がつかないままになる可能性がある。

野球人口が減り続けているいま、この球数制限や人数不足は、新たな才能が開花するチャンスかもしれません。

ストライクが入れば、誰でもピッチャーはできます。

全員がストライクをとる練習をすればいいだけ。

動画にも本にも、練習方法は簡単に手に入るいい時代です。やらない手はないでしょう?

 

指導者の想像力と覚悟が必要

全員がピッチャーの練習をして、1イニングでも投げられたらどうでしょう?

もちろん時間制限も、イニングも少ないので1試合で全員が投げるのは無理でしょう。

でも、ローテーションを決めて登板させたり、チーム内でルールをつくって登板機会を作ることは可能ですよね。

さあ、そこで問題は、そんなことして試合に勝てるのか?

大きな問題なのかもしれません。

ここで必要なのが、指導者の皆さんの将来を見る想像力と覚悟です。

この小さくてやっと山ボールでストライクが取れる選手の10年後をどう想像するか。

全員がピッチャーをすることで、試合に勝てない時期があるかもしれません。

いや、ずっと勝てないかもしれません。そんな状況でも選手を指導し、励まし、勝てるようになるまで見守る覚悟がいります。

保護者やほかのチームからの賛否両論の声もあるでしょう。

でもその覚悟と想像力がきっと未来のスターを育てます。

大学のコーチをしていて感じます。

ピッチャー経験のある選手とない選手の視野の広さや、スローイング技術の差を。

少年時代は小さかった選手が大学では堂々とした体格になっていることを。

本当に声を大にしてお願いをしたいと思います。

チーム全員ピッチャー時代。

子供達の未来を可能性を私達大人が想像しましょう!

今がチャンスです。

少年野球でしかできない

小学校時代が一番取り組みやすいと思いますし、この時期のピッチャー経験がその後の技術の習得にも影響してきます。

中学、高校と大きな大会や年数の関係でなかなか全員を試す機会が少なくなりますので厳しい。

是非じっくりと時間をかけられる少年野球で取り組んで頂きたいと思います。

チーム全員がピッチャー。

そんなチームが増えると野球はきっと面白くなります。

みんながスターの卵ですから。

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この記事を書いた人長田真樹長田真樹

お父さんのための野球教室担当。
手塚一志の上達屋、大阪道場長を歴任、小学生からプロ野球選手2,000人以上のパフォーマンスアップに貢献。
2011年~2021年、京都学園大学・京都先端科学大学硬式野球部コーチを歴任、リーグ優勝春秋通算10回・全日本大学選手権大会6回出場・明治神宮大会1回出場。
現在も学童野球から高校野球までを幅広く指導。
中学校野球部の息子を持つ現役お父さんコーチとしても日々奮闘中。

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