ポジションは補欠…3年間野球をやった君へ



こんにちは!
お父さんのための野球教室の桜井です。

3年間野球を頑張った君に
ひとつお願いがあります。

これから最後の大会が始まろうと
しているよね。

誰だってベンチに入りたいし、
レギュラーで活躍したい。
でも、全員の願いは叶わない。

あまり好きな言葉じゃないけど、
レギュラーか補欠か。
ベンチかベンチ外か。
決めなきゃいけない。

これが現実。

で、ベンチに入れないと、
レギュラーじゃないと、
思うじゃない?

「俺の夏オワター」って。

でもね、まずこう考えて欲しい。
「ただ役割を決めただけ」って。

試合に出る役割
応援する役割
サポートする役割

レギュラー、補欠、ベンチ外、
ほぼ選手扱いをされなかった時期
ぜんぶ経験した私

だからわかる…

何か認められてない自分。
主役になれない自分。
ちょっと淋しい気持ちになることを。

でも、君がこれから主役になれる
かどうかは、
今与えられた役割をやりきれるか
どうかにかかっている。

まだ想像できないかもしれないけど、
20年ぐらいたって
鮮明に思い出せるのは、

ホームランとか、ピッチングとか、
ファインプレーとかではない。

人の心に強烈に残るのは
“オモイ”なんだよね。

「ポジションは補欠!
でも3年間野球をやったぞ。」
と言えるやつ。

「俺は声を出す。
お前は結果を出せ!」
と言えるやつ。

「お前は休め。
俺が片づけとく!」
と言えるやつ。

カッコいいと思わない?

そんな熱いオモイが何十年後に、
みんなの心の中で主役になる。

決して試合に出たやつじゃないし、
活躍したやつじゃない。

熱いオモイをもてたやつ。
そして行動できたやつ。

今、与えられた役割を
最後までやり切れるやつ。

それが本当の主役になる。

どうか、最後までやり切って欲しい。
そして、主役になって欲しい。

それがちょっと先に
野球を経験した先輩の願いです。

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