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エラー想定



なぜ、普段の練習で「わざと選手にエラーをさせること」が守備力向上の近道になるのか?

 

難しい打球ではない、平凡な内野ゴロ。

 

しかし、ボールを捕ろうとした最後のバウンドでイレギュラー。

 

グローブには当てたが、キャッチできずにボールを弾いてしまった。

 

・・・。

 

野球にエラーは付きものです。

 

イレギュラーからのキャッチミスだけではなく、

単なるイージーミスをしてしまうときもあります。

 

でも、エラーをしたくてプレーしている選手はいません。

 

するつもりがなくても起こってしまうのがエラーです。

 

そのエラーを試合でできるだけ選手が起こさないように、ほとんどのチームが

普段の練習からノックをして守備力を強化しようと取り組んでいますよね。

 

では、ここで少し普段のノックを思い出してみてください。

 

練習中であっても選手がエラーしてしまうときは

当然ありますよね。

 

そんなとき、監督やコーチが、

 

「ちゃんと正面に入れ!」

 

「一度グローブに入ったボールは離すな!」

 

というような言葉で、次にエラーをしないために

選手に指導している場面をよく見かけます。

 

もちろん、

監督やコーチは選手のことを思って指導していることなのですが、

 

「普段のノック中のその指導が試合でのエラーを引き起こしてしまっているケースが多い」

 

と、中学硬式野球でチームを日本一に導いた実績をもつ、

春山監督はおっしゃいます。

 


 

春山 総星(はるやま そうせい)

春山 総星(はるやま そうせい)
飯塚ライジングスターボーイズ監督

地元福岡で20年以上に渡って少年野球を指導。その経験から生みだされた超・効率化された練習法は、普通の選手ばかりの一般的なチームを「中学硬式日本一(ジャイアンツカップ優勝)」へ導く。春山監督の指導を受けたOBは、数々の強豪校へ進学した。また、神業ともいわれるノックの技術で、過去に「ノックの達人」として、テレビ出演も果たしている。

【実績】
第5回ジャイアンツカップ 優勝(平成23年8月)
第5回野村健次郎カップ西日本中学野球大会 優勝(平成25年8月)
鹿児島大会 優勝(平成25年7月)

【指導選手の主な進学先】
横浜高校、大阪桐蔭、神村学園、埼玉浦和学院、関西高校、広陵高校、飯塚、
稲築志耕館、嘉穂、嘉穂東、近大附福岡、九国大附、柳川、早鞆、希望ヶ丘、
おかやま山陽、柳ケ浦、慶応義塾、日大宮崎、福工大城東、沖学園、九産大九州、
自由ヶ丘、嘉穂総合、東海大第五、豊国学園、延岡学園、九産大九産、明徳義塾、
専大玉名、神村学園、埼玉浦和学院、関西高校、広陵高校、高知高校、
長崎総附など多数 (平成26年3月現在)

【メディア出演】
ナンだ!?(テレビ朝日) ノックの達人として出演

 


 

なぜ、練習中のノックで起きたエラーに対して選手に指導をしてはいけないのか?

 

選手、特に少年野球の子どもたちは

非常に心が繊細なので、指導者サイドが気を付けながら

できるだけ丁寧に教えているつもりでも

 

子どもたち目線からすれば

「怒られている」という風にとらえてしまっている選手は

思っている以上にたくさんいます。

 

そして、「怒られている」という印象のまま練習を続けていくと

次に選手は、試合になると「萎縮」して良いプレーができなくなる。

 

という悪循環にハマってしまいます。

 

萎縮した選手のメンタル状態では、常に頭の中に

 

「エラーをしてはいけない」

 

「エラーをしたらまた怒られる」

 

という意識が残り、その中でプレーしなくてはなりません。

 

このような状態では、

試合でエラーをしてしまうと、どうしても選手は慌ててしまいます。

 

その結果、普段はやらないような暴投をし、

さらなる進塁まで許してしまうこともあります。

 

といっても選手たちを上達させるためには

監督やコーチが何も教えないわけにもいかないので

アドバイスは必要であることも確かです。

 

「じゃあ、選手が委縮しないようにするにはどうやって教えればいいの?」

 

と思われたのであれば、この先の話しは重要です。

 

実は、この答えはとてもシンプルです。

 

指導スタイルは今のままでも問題ありません。

 

改善すべきところは、普段から行っている「エラーをしないための練習」だけではなく、

『エラーをあえてさせる練習』を取り入れるということです。

 

つまり、試合で起こりうることを想定して普段の練習からエラーに慣れさせておくのです。

 

エラーしたあとの処理を慌てず、冷静に処理できるように普段から

慣れさせておけば試合の中でエラーしても慌てず、冷静に対応できるようになります。

 

また、選手のメンタルも、「エラーをしたらマズい」から、

「エラーをしても大丈夫!」に変わり、

 

積極的な気もちでプレーするようになり、上手くなるスピードも早くなっていく。

と春山監督はいいます。

 

エラーをしないよう練習をするのではなく、

エラーをしても冷静に対応できるようにすることが、

試合で活きる、本物の守備力を身につけさせる大切なポイントなのです。

 

あえてエラーをさせる練習メニューの一例はコチラ↓

 

 

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