【少年野球】中学生までは一つのポジションにこだわらない

教材購入者の方からこのような質問をいただきました。

【質問】

いつもお世話になっております。

今年、中学1年になったばかりの2男について質問です。

左投手で小4からピッチャーをやり、小6ではエースナンバーをもらいました。

おかげさまで、桜井さんの指導通りの投球フォームで球威もスピードもかなりいい感じだと思います。

ところで、中学でプレーするにあたり同じチームの経験豊富な父兄からアドバイスがあり、投手経験しかないと、登板しない日や途中交代があると試合に出れなくなるので、強肩を活かしてライトを希望したほうが良いと言われました。

そのうち登板チャンスがまわってくるだろうし、そうなれば常に試合でる機会が増える との事でした。

息子はその気になったようですが、親としては正論とも思えるし、そのまま外野に定着かうまくいかずにスタメン落ちにならないかと、気を揉んでおります。

ちなみに、同じ1年生には投手希望が4~5名おります。

また、いままでは、投げない日は息子はファーストをしておりました。

この選択が正しいのかどうか良くわからないのでアドバイスを貰えないでしょうか?

 

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■ 中学生までは一つのポジションにこだわらない
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私も息子さんと同じように、小学校ではエースナンバーをもらい、中学では主にファーストで2番手のピッチャーでした。

思いとしては1番手のエースとして試合に出場したかったのですが、それよりも試合に出る楽しさが勝っていたと思います。

色々な考え方はあると思いますが、私は中学生までの間は、一つのポジションにこだわらずに、野球選手としての技術を底上げできる時期だと考えております。

チャンスがあるのであれば、何でもやってみるトライしてみることが大切ではないでしょうか。

ピッチャーをすることで、投げる力を養い、ピッチャーの心理を学ぶ。

ピッチャーの心理を学びバッターとしての自分に活かす。

またその逆でバッターとしての技術を養い、バッターの心理を学ぶ。

バッターの心理を学び、投手としての自分に活かす。

野手をすることで、どういったピッチングをすれば守りやすいかということを感じ、またそれをピッチャーへ活かす。

1つを選択したら、もう一つを捨てるというのではなく、1つを選択したことでそれが2にも3にも活かされる、活かすことが出来るのがこの時期です。

どのポジションを選択しても、定着出来る出来ないという不安はあります。

私もそうでした。

ですが不安になることで、より一層努力することが出来るのも事実です。

大切なことは「ピッチャーやるんだ!」「野手もやるんだ!」「俺は出来るんだ!」というポジティブな気持ちをいつも持っておくこと、そして少しのアピールと大きな努力をして頂ければと思います。

私は今息子さんはとっても良いステップアップをしているのではないかと考えます。

 

 

この記事を書いた人川端健太桜井一
お父さんのための野球教室
1978年生まれ。奈良県出身。大学関西地方リーグで最優秀投手賞(’97年)、最優秀選手賞(’99年)を受賞し、野球部創設以来初の全国大学野球選手権大会に2度出場。最高成績はベスト8。東海地区、社会人野球の名門へ進み、社会人野球の甲子園である都市対抗野球大会に2度の出場。引退後は、人気野球指導ブログ「お父さんのための野球教室」を開設。体系的でわかり過ぎる野球指導法は小学生の保護者に爆発的な支持を得て、DVDや書籍化。現在も、ブログでの指導法の発信、高校野球の現場で学生野球選手のサポート活動を精力的に行う。

 

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