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少年野球の指導法〜ピッチング・バッティング練習法〜

試合から課題を見つけ、その課題を克服する

 

さて、このような質問をいただきました。

 

【質問】

 

息子は この日、投手として先発しました。

 

その場面とは2アウトランナー2,3塁で2塁ランナーがホームに生還したら、コールド負けとなる場面でした。

 

この チームは人数がそんなに多くなく息子は投手以外にもセカンドやサードを守っています。

 

チーム 事情的に守備が固定できないチームです。

 

話を戻しますが、息子は2アウトという事で3塁ランナーは気にしながらもバッターを打ち取る方を選びました。

 

結果は 内野ゴロに打ち取り、この回でのコールド負けは逃れました。

 

息子は 次の回で先頭バッターでしたのでベンチに戻るなり、素振りを含めこの回に点を取りに行こうと気合を入れてバッターボックスに向かおうとした時に監督に呼び止められ、ショートからのけん制サインがでているのになぜけん制をしなかったのかと怒られました。

 

息子は呼び止められた時にバットを肩にかついだ状態のまま振り向き、話を聞いてしまいました。

 

監督は 2塁ランナーのリードが大きいからけん制しろと言いました。

 

息子は 3塁ランナーのリードは大きくなく、息子自身も2塁ランナーのリードはそれほど大きくはないと判断しバッター勝負をしました。

 

試合後 にも監督から“監督に対しての聞く態度か”と叱られました。

 

息子は たまたま先頭打者で素振りをする意味を含めバットが肩にある状態で振り向いた動作だったのにそのように言われました。

 

息子は決して生意気な態度を取ったつもりではありません。

 

あの場面での監督の言い分はセカンドにけん制をいれて3塁ランナーが本塁に走ったとしてもショートがすぐに本塁に投げるからアウトにでると言いました。

 

たしかに、普段から練習をしているのならある程度は納得するのですがそのような練習をした場面は一度もありません。

 

練習も せずにいきなり試合でこのようなプレーを子供に要求され息子も戸惑っています。

 

親とし て、日頃から自分で考えて野球をしなさいと言っています。

 

息子は 自分で考えた結果このような事となり子供にどう声をかければよいか戸惑っています。

 

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■ 試合から課題を見つけ、その課題を克服する
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メールの内容を拝見し、典型的なやってはいけない指導のパターンだと感じました。

 

試合から課題を見つけ、その課題を克服する。

 

上達はその繰り返しに得るものですよね。

 

普段の練習でやっていないことを本番で選手に求めるというのは、指導が行き届いていなかったことを選手に責任転嫁するということです。

 

こういった状況で悩んでおられる方がお父さんのための野球教室へ寄せられるメールでとても多いです。

 

普段の練習ではバッティングやノックといった練習のみ、細かな練習はおろそかにしておきながら試合になればけん制やサインプレーなど細かなプレーのミスを怒る。

 

怒る程に神経を尖らせるプレーであるならば、次の練習ではそのプレーに取り組まなければいけないはずなのに、またいつもと同じ練習のみ。

 

その繰り返しです。

 

また、今回のケースで言えば、確率の判断によるところが大きく、自信のないけん制プレーで暴投をする可能性もあります。

 

ですから「ショートからサインが出たときにホームに投げると三遊間が空いて、ヒットになる確率も高くなるから、自信がなければプレートを外すだけの方法もあるよ」というように息子さんのプレーの選択肢を広げてあげなければいけません。

 

ミスは上達にとって最高の宝です。

 

課題が目に見えるんですから。

 

その課題を本人だけでなく、チーム全員に展開し指導方針にも反映していかなければいけません。

 

ただ自ら気づける人は少ないのが現実です。

 

私自身も”理不尽すぎるっ!”と何度も感じながらやってきました。

 

理不尽な指導や叱責をたくさん受けてきました。

 

理不尽なことがなくなればそれに越したことはありません。

 

が、無くならないのも事実です。

 

だから、私は理不尽を自分の力に変えてきました。(もちろん理不尽な指導を無くしていくためにお父さんのための野球教室という活動をしているのですが)

 

息子さんは、悩む必要は全くありません。

 

もし悩んでおられるのであれば、その時間を考える時間に使って欲しいと強く願います。

 

「あの場面、他に方法はあったか(プレートを外して、サインプレーを一度リセットするなど)」

 

「けん制をするための練習を個人でやってみよう」

 

自分で考えて得た経験だからこそ、次のステップに踏み出す発想が生まれるはずです。

 

そして”言われたからする”選手と大きな差をつける絶好のチャンスです。

 

悔しい思い、すごくわかります。

 

ですが、息子さんは今他の選手よりもひとつ上のステージに上がる機会を得ています。

 

「次は見てろよ!」という気持ちで練習に向かってください!

 

成功を得れば監督の評価は全く違ったものになります。

 

あの時怒ったのは何だったの?って思う程に変わります。

 

そして、これからも変わらず自ら考える選手でいてください。

 

自分の考えで行動し、自分で責任をとる選手だけが成功するんです。

 

お父さんのための野球教室も全力でサポートします。

 

長々と取りとめなく書きつらねましたが、私の思いです。

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