【少年野球】シートノックは何のための練習!?



こんにちは!

縦振り先生こと、榊原貴之です。

「代表的な野球の練習は?」と聞かれて、パッと思い浮かぶのは・・・

「ノック」ですよね。

選手が各ポジションを守ってするノックを「シートノック」なんて呼ばれていますよね。

高校野球だと練習の最後に行われて、声を出して、泥まみれになるみたいな映像が頭に浮かびますよね。

はい、もちろんボクはこういうのが大嫌いです(笑)

野球の練習は効率が悪い!

実は・・・

この「シートノック」は野球の練習の中で2番目に効率の悪い練習なんですよ。

ちなみに、一番効率の悪い練習は「練習試合」です。

だって、考えてみてください・・・

まずは出場できる選手は少なくて限られています。

最悪、1試合9人だけってこともあるわけでしょ。

それに試合に出ている選手だって、プレーに関わる機会が少ないです。

打球が飛んでこないことだって、普通にありますからね(笑)

そして、何よりも時間がかかるじゃないですか。

高校野球だったら2時間、小中学生なら1時間強ですからね。

これは群を抜いて、効率が悪いです(笑)

でも、大事な練習であることは間違いありません。

相手チームがいて、緊張感を持って臨める練習です。

それに当たり前の話ですが、公式戦は試合でやりますから(笑)

だからこそ、しっかりと目的を持って臨まないといけないですよね。

シートノックは誰のための練習か?

この練習試合の効率の悪さを考えたら「シートノック」の理由もわかりますよね。

まずは球場と同じような広いスペースが必要ですし、

打球は1球ずつ打たれるのに参加人数が多いですから、とにかく待つ時間が長い。

で、一番の問題は練習の目的意識なんですよ。

このシートノックを「打球を捕る」という目的でやるからいけないんですよね。

はっきりいって打球を捕れない選手はシートノックに入る資格はないです(笑)

だって、その選手がエラーする度にみんなが待たされるんですからね。

そういう選手はまた普通のノックや捕球ドリルなんかで捕る練習だけすればいいんですよ。

ボクはシートノックは「送球を受ける側の練習」が目的だと思っています。

内野のノックであれば、ベース上で送球を受ける選手ですよね。

送球を待つ位置やベースでを送球を捕球する練習することになります。

それから外野ノックであれば、中継に入る選手の練習ですよね。

そこから送球をベースで受ける選手はタッグプレーの練習までできます。

ベース周りのプレーは試合に重要度が高いのですが、意外とおろそかにされています。

しかも、走者との衝突で事故やケガにもつながるので、きちんとチームで共通意識をもっておきたいです。

甲子園や社会人野球でも、怖いなと思うことが多いので小学生のうちから身につけたいですね。

詳しいやり方はまた別の機会にします(笑)

守備練習はトレーニング?

ボクの座間ひまわり野球俱楽部では・・・

守備練習の位置づけはトレーニングとしてやるんですよ。

バッティング練習は楽しいから、疲れていても子どもたちはやりますよね。

だから守備練習は体力も集中力を使うので、練習の最初がいいと思っています。

だって、軽いノックや手で転がす守備ドリルをやればウォーミングアップになりますし。

フライを捕るだけの練習であれば、ランニングの替わりにもなります。

ハッキリ言ってキャッチボールは難しいので、小学生にはいらない練習だと思っています(笑)

チャチャっとノックやれば、すぐ試合できますよ。

送球だって、いきなり思いっきり投げなきゃいいわけですからね。

徐々に上げていけば、別にケガなんかしませんから。

いつもこんなことばかり考えています(笑)

ぜひ座間ひまわり野球俱楽部にお任せください!

今日はこれくらいで!

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この記事を書いた人榊原貴之縦振り先生 榊原貴之
『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立

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