選手に自力で解決する力をつけさせる方法

お父さんのための野球教室の桜井です。 

これからの野球人たちに、今年はどうやって上達 してもらおうかというお話。 

悩み方が変わった

今も昔も野球人に悩みはつきないし、 30年前も今もどうやったら上手くなれるかという悩みの本質は変わらない。 

けれど、悩み方が変わってきた。

そう思ってる。 

たとえば、30年前の野球人は「何をしたら上手くなるか?」と悩んでた 

で、今の野球人は「どれをすれば良いか?」と悩むことが多くなった。 

30年前と比べると、今は流通する情報量が全然違う。 

だから、「自分に合うやり方は一体どれなんだい?」と悩む機会が増えたよね。 

失敗するやり方

現役メジャーリーガーの変化球の投げ方を、タダで学べる時代 

野球入門なる本に掲載された、白黒写真のカーブの握り方必死に読み漁った時代とは大違い。 

まあなんと贅沢なことでしょう。 

なんだけど野球の上達をハックした情報が増えた結果、自分で解決する力が野球人たちに育ちにくくなってきた。 

カーブをマスターしたい時、試し投げをする前に、「カーブ 投げ方 コツ」YouTubeに打ち込む。 

これで、カーブの投げ方はわかる。 

ところが、カーブが曲がらなくなった時の解決策がわからん。 

試合中にポケットからスマホを取り出して、「カーブ 曲がらない」ググるわけにはいかない。 

どこに原因があるのかを見つけ出して、サッと修正して立ち直らなくちゃいけないわけ。

だからこそ、自力で解決する力をつけておく必要があって、そのために失敗するやり方」を知っておくことが重要なんだ。 

自力で解決する力

自分で試して経験する。

  • こんな時は失敗する
  • あんな時に失敗する
  • そんな時にも失敗し
  • どんな時に成功するか

失敗と成功を繰り返すことで、自力で解決する突破口となる分厚い知見を手に入れることができる。 

で、その失敗は一度や二度ではダメで、何度もやらかして体と頭に自然とインプットされるわけ。 

だから、「何度言うたらわかるんや」ではなく「何度もやって失敗するやり方を覚えなはれ」だ。 

そんな感じで、子どもに自力で解決する力をつけさせるシーズンにしてみませんか? 

そんなお話でございました。 

この記事を書いた人川端健太桜井一
お父さんのための野球教室
1978年生まれ。奈良県出身。大学関西地方リーグで最優秀投手賞(’97年)、最優秀選手賞(’99年)を受賞し、野球部創設以来初の全国大学野球選手権大会に2度出場。最高成績はベスト8。東海地区、社会人野球の名門へ進み、社会人野球の甲子園である都市対抗野球大会に2度の出場。引退後は、人気野球指導ブログ「お父さんのための野球教室」を開設。体系的でわかり過ぎる野球指導法は小学生の保護者に爆発的な支持を得て、DVDや書籍化。現在も、ブログでの指導法の発信、高校野球の現場で学生野球選手のサポート活動を精力的に行う。

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