低学年の子どもが野球を好きになる練習メニューの工夫とは?
低学年の教え方について
下記のようなご質問をいただきました。
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■ご質問内容
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>>我がチームに三年生女子が入部してくれました。
>>野球経験はありません。
>>一年生も含めて、低学年の子どもが
>>野球が好きになる楽しい練習メニューを教えてください。
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■回答
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野球をやり始めの低学年の子どもたちを教えるときは
男女を問わず、まずは、練習の難易度を
できるだけ下げることが大事だと思います。
例えば、バッティングでは、
置きティーなどを使い、
ボールが静止した状態で
まずは当てることから始め、
前にボールが飛んでいく感覚・感触を
子どもたちに感じてもらうことが大事だと思います。
体格によって異なる部分もありますが
バットもできるだけ軽いものを使用した方が、
当てやすいと思います。
しっかりミートできるようになってきたら
通常のティーバッティング → トスバッティング → フリーバッティング
というように徐々に難易度を上げていきましょう。
守備練習に関しても
いきなり動いているボールをキャッチするのではなく
地面に置いたボールを取り、スローイングする。
スローイングする距離も
最初は5メートルほどから始め、徐々に距離を離していく。
簡単なことから始め、
その練習が「できた!」と子どもたちに
感じてもらうことが重要です。
そして、指導者としてもっとも大切なことが
「できたときに全力で褒めること」です。
「できた!」→「褒められた!」→「野球って楽しい!」
この流れに子どもたちが乗ってくれれば
教えたこともどんどん吸収し、効率よく上手くなっていけると思います。
練習方法は
他にもいろいろとあると思いますが、
「子どもたちができることを積み重ねて、楽しみながら自信もつけてもらう」
上記のことを意識していただきながら
子どもたちに教えていくことが
低学年のときは特に大切なことだと思います。
また、低学年の子どもたちは
1つのことに長時間集中することが難しい時期になります。
ですので、5分間隔ほどで練習メニューを
次々に変えていくことも有効ですので
ぜひ、試してみてくださいね!