やればできる子に言ってはいけない言葉とは?



お父さんのための野球教室の桜井です。

やればできる子?

褒めて伸ばすつもりが、そうなっていないこともあるよ、という話。

やればできる子。

よく言われたものだが。

パッと聞くと、プラスの意味に聞こえる。

  • 潜在能力が高い
  • 可能性を秘めてる

けれども、

  • 今はやってない
  • 本気でやっていない

みたいに、否定的な意味でとらえることもできる。

だから、つい監督だったり先生だったりに「この子やればできる子なんですよ」とか言いがちだけど、それを聞いた子どもは「あー、今はできてない、って思ってたんだ…」って感じちゃうこともある。

人生を振り返ってみますと、「やってもできないこと」って割とたくさんあるじゃない?

ボクにとっては、高校数学で習う微分やら積分やらが、割と本気でやってもできん。

人には得意・不得意ってもんがありますけれども、「やればできる子」が頭の片隅にあると自分の努力や能力が足りないからだと責めてしまう。

もちろん、全員ではないけれど、ちょっと気を付けて言葉をチョイスしておきたい。

評価と共感

じゃあ、どんな言葉にすればいいの、ってことなんだけど、「やったことを評価する」。

そして、「共感する」

それが一番大事

  • 負けないこと
  • 投げ出さないこと

それよりも大事。

たとえば、「やればできるじゃん」よりも「最近頑張ってるね!」でよくなくない?

で、頑張っていない時も、「お父さんもよくさぼったな、お母さんもそんな時あったな、気持ちはすごくわかるよぉ」って。

野球の展開なら、「調子が良ければもっと相手打者を抑えられたぞ」よりも、「調子が悪かったのによくあそこまで相手打者を抑えたね」と、まあこんな感じ。

それくらいの褒め言葉でお天狗になる子は、まあいない。

子どもは賢い。

自分のダメな部分ちゃんとわかってる。

なので、こんな感じで褒めてみて、伸びてくれたらいいんじゃないかな。

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この記事を書いた人川端健太桜井一
お父さんのための野球教室
1978年生まれ。奈良県出身。大学関西地方リーグで最優秀投手賞(’97年)、最優秀選手賞(’99年)を受賞し、野球部創設以来初の全国大学野球選手権大会に2度出場。最高成績はベスト8。東海地区、社会人野球の名門へ進み、社会人野球の甲子園である都市対抗野球大会に2度の出場。引退後は、人気野球指導ブログ「お父さんのための野球教室」を開設。体系的でわかり過ぎる野球指導法は小学生の保護者に爆発的な支持を得て、DVDや書籍化。現在も、ブログでの指導法の発信、高校野球の現場で学生野球選手のサポート活動を精力的に行う。
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