野球用語「バスター」とは?意味・使い方・上達法がわかる!



この記事では、野球用語「バスター」の意味&使い方を解説。さらに、バスターに関係する“野球上達法”も紹介しますが、実は、「バスター」には、こんな“深い意味”があったのです↓

「バスター」とは?

バスターとは、野球におけるバッティングの方法のひとつで「バントの構えからヒッティングを行うこと」です。英語では、「slash bunt」とよばれます。

バスターはバスターバントの略称で、最初にバントの構えをしておいて、ピッチャーが投球動作を始めたら、バントの構えから後ろにバットを引いて、通常のバッティング動作に切り替えて、ボールを打ちます。

なぜ、バスターを行うのでしょうか?バスターの目的は「ヒットを打つこと」。バスターを行うことで主に以下の3つの狙いがあります。

1.投手に打ちやすい球を投げさせる
2.内野手を動かしてヒットコースを広げる
3.コンパクトなスイングにする

たとえば、走者一塁などの送りバントが考えられる場面。打者がバントの構えをしたときに、投手は「バントをやらせてワンアウトを取ろう」という心理がはたらきます。すると、ストライクゾーンの打ちやすい球を投げることが多く、その球を狙えばヒットになる確率が上がります。

また、バントの構えをすることで、内野手はバント処理を行うためにバントシフトをとって、前進守備をしたりベースカバーに入ったり、ポジションを動かします。そこでバスターにより、ヒッティングに切り替えて強い打球を打つことでヒットの確率が上がります。

さらにバスターはバントの構えからヒッティングに切り替える際に、テイクバックを小さくしないと振り遅れてしまいます。そのため無意識にコンパクトで鋭いスイングになります。そのような理由から大振りしてしまう選手、緊張してしまう選手には、自然にコンパクトなスイングができるバスターをさせることがあります。

「バスター」の使い方・例文

バスターの例文・用例を紹介します。

〇バスターを成功させてチャンスを広げる。
〇二打席目のバスターは、ボールを転がすことだけに集中しました。

「バスター」の具体的な使われ方は?

https://twitter.com/m_a_3961/status/1222461418974273536

「バスター」の類義語

バスターの類義語は「バントバスター」「スラッシュバント」です。

「バスター」に関する練習法

ご紹介する上達法は、野球動作解析のスペシャリストで、筑波大学硬式野球部の監督である川村さんが教えてくれる打撃トレーニング「ネットスイング」。

バスターは試合中にコンパクトなスイングにするのに有効な手段ですが、このネットスイングは練習時にコンパクトなスイングに矯正できます。バッティング前に行うと鋭いスイングをするのに効果的です。

「バスター」まとめ

バスターの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。

この記事を読み返して、「バスター」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!

 

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